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亀梨和也や山田涼介はマジメ!廣木隆一監督から見たジャニーズ

廣木隆一監督の視点とは
廣木隆一監督の視点とは

 9月23日に公開される監督作『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で山田涼介Hey! Say! JUMP)を主演に迎えた廣木隆一監督。今年3月にも映画『PとJK』で亀梨和也KAT-TUN)を主演に映画を撮った廣木監督だが、監督いわく二人の印象は「マジメ」だという。

【映像】山田涼介の涙…

 二人を演出した際に、ほかの俳優との明確な違いという違いは感じなかったと話した廣木監督。だが彼らが演技に取り組む際に、役者としてではなくアイドルとして生きてきた彼らならではの共通点を感じたよう。廣木監督は「役者ということを彼らはまだやはり捉えきれていないから、お芝居をするっていうことに関してはすごく不安を持っているし、すごく真摯にお話もしますし、役への取り組み方はすごくマジメですよね」と話す。

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 「いつもやっている舞台というか、ライブとかコンサートは自分を華やかに出すことが一番大きいけど、映画の場合は色んなことがあるから。“自分じゃない”というところに、もっていかないといけなかったりもする。亀梨くんも(『PとJK』のときは)いつもの亀梨くんじゃなくて。そんな警官いないよという『警官に見えない』というところまですごく努力してくれましたね」。

 今回の主演の山田に対しては、“引く”演技を要求。「いつもはどんどん自分を出していってそのまま演じているんだろうけど、でもそうすると『そんなやついねぇだろ』ってなっちゃう(笑)。ジャニーズのアイドルではなくて、山田涼介という人がいないといけないということなんですが、そういうことも彼はちゃんと理解してくれるんです。すごく撮影はしやすかったですね」。

 また山田は泣きのシーンでもうまく泣けるまで何度もチャレンジする一幕があったそう。「涼介はすごくまっすぐでマジメなんで『いいよ何回でもやるよ』って言ったら『ありがとうございます』って言う。『ありがとうございます』かぁと思ったけどね(笑)。真面目に芝居に取り組んでくれて良かったです」。

 そして作り上げた『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、廣木監督にとっての初のファンタジー作品。監督にとってファンタジーは観ることは好きでも、自分でやるのはちょっと恥ずかしい……というジャンルだったそう。監督は「ファンタジーってどこかウソの世界に連れていかなきゃいけない」と言うが、今作では生身の役者が演じることで生じるリアルとのすり合わせ、そしてリアルを支える“感情を出す”ことに心血を注いだとのこと。「ファンタジーだからすごく大ウソはついているんだけど、その中で細かい感情が見えた方がいいなっていうのは思うんです」。監督が描くファンタジーとリアルのバランスも映画のポイントのようだ。(編集部・井本早紀)

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