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浅野忠信『マイティ・ソー』吹替にトラウマ!?

浅野忠信
浅野忠信

 マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズの第3弾『マイティ・ソー バトルロイヤル』の吹替版完成披露試写会が26日にTOHOシネマズ新宿で行われ、本シリーズに第1作から出演している俳優の浅野忠信と、今作でケイト・ブランシェットふんする邪悪な敵ヘラの吹替を担当した天海祐希が出席。自分の英語セリフを日本語で吹替えた浅野は「自分だけフワフワしゃべっちゃうと『あいつの声優はヘタクソすぎる』ってTwitterに書かれちゃうから、がんばって声優っぽくしゃべりました」とぶっちゃけトークで会場を沸かした。

【写真】天海祐希が黒のロングドレス姿で登場

 本作は、クリス・ヘムズワースが演じる『アベンジャーズ』の一員ソーが主人公のアクション大作。復讐と野望に燃える死の女神ヘラ(ケイト)によって故郷を奪われたソーが、盟友ハルク(マーク・ラファロ)、宿敵ロキ(トム・ヒドルストン)らと型破りのチーム“リベンジャーズ”を結成し、極限のバトルに挑むさまを描くシリーズの完結編だ。

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 ソーに忠実な戦士ホーガンとしてシリーズ3作に参加してきた浅野は「撮影現場で演じたテンションのまま吹替をやっちゃうと(吹替の)声優さんと違う方向にいって噛み合わなくなっちゃう」と吹替の難しさを告白。天海に「えー、そんなことないでしょ!?」と気遣われる場面もあった。

 この日、ヘラの声を担った天海はヘラのイメージにあわせて黒のロングドレス姿で登場。吹替の感想を「最強・最悪のヘラなので、なかなか人さまに言えないような言葉も、思いっきり言わせていただいてすごく楽しかった。ケイトのお芝居の邪魔をしないようにやりました」とノリノリ。今月10日(現地)に米ロサンゼルスで行われたワールドプレミアに出席してケイトと対面した天海は「目がブルーで吸い込まれそうになっちゃって。美しい方でした」と印象を語り、「ケイトと一緒に(画面に)映っている浅野さんを観て誇らしかったです」「浅野さんと一緒にお芝居させてもらった気持ち」と吹替版完成に感慨もひとしおの様子だった。

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イベントでの一幕

 イベントには、本作の応援ゲストとして、K-1 WORLD GP フェザー級、スーパーバンタム級王者の武尊と、元大関の把瑠都がそれぞれソーとハルクになりきった衣装で登場して会場を盛り上げていた。(取材/岸田智)

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は11月3日より公開

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