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ウィル・スミス自らマイク&イス運び!来日会見でも超ナイスガイ!

日本人スタッフが止めに入るも、率先してイスを運びつづけるウィル・スミス
日本人スタッフが止めに入るも、率先してイスを運びつづけるウィル・スミス

 俳優のウィル・スミスが20日、六本木のザ・リッツ・カールトン東京で行われたNetflixオリジナル映画『ブライト』来日記者会見に来場、マイクランナーやイスの片付けなど、スタッフの仕事を手伝い、会場を盛り上げた。この日はジョエル・エドガートンノオミ・ラパス、プロデューサーのエリック・ニューマンブライアン・アンケレス、そしてデヴィッド・エアー監督も来場した。

雄たけびをあげるウィル・スミス!【写真】

 ウィルが来日するのは、『スーサイド・スクワッド』のプロモーション以来、1年3か月ぶり、14回目の来日となる。昨日のジャパンプレミアでもご機嫌に「イエー!」と雄たけびをあげていたウィルは、この日も同様に雄たけびをあげて、会場を盛り上げた。

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 この日の会見はウィルの独壇場。プロデューサーのエリックの話が「Netflixは映画を愛する人が集まったエキサイティングな会社だ。いくら予算がかかろうと、サポートしてくれるんだ」といった具合に熱がこもるあまり長くなると、それに対してウィルは「エリックの長い答えを皆さんにおわびします。裏でしかっておきますね」とちゃちゃを入れて、会場は大盛り上がり。

 しかし、直後のウィル自身の答えも熱を帯び、「僕自身のNetflixの経験を言えば、ハリウッドメジャーの製作体制とすべて同じだと感じたね。唯一の違いは、僕が『インディペンデンス・デイ』を撮った時のことかな。あの時はみんな金曜日までは僕のことをウィルと呼んでいたんだけど、週末にあの映画が公開されると、月曜日にはミスター・スミスと呼ばれたんだ。だからちょっと不思議に思っているのは、僕が『インディペンデンス・デイ』で経験したあの体験を、Netflixでも同じように味わえるのか。それは興味があるね」とコメントすると、すかさず「エリックには謝罪をしたい。僕の答えの方が長かったね」と言いながら、エリックの方に向かい、熱いハグを交わした。

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うらやましすぎる展開…ウィル自らマイクを持って挙手した記者のもとへ

 さらに会場の記者からの質問には、ウィル自身がマイクランナーを買って出るひと幕も。ウィルからマイクを渡された記者は、ウィルも出演していた『スーサイド・スクワッド』についてエアー監督に質問。ウィルは、その記者のそばに立ち、「いいね!」「ありがとう!」と合いの手を打って、会場を盛り上げた。そんな“ウィル劇場”は、会見終了間際まで続いた。この日の会見の段取りとしては、会見がひと段落ついたら一度、出演者たちはステージ奥にはけて、その間にステージのテーブルやイスをスタッフが片付け。そしてあらためて出演者たちがやってきて写真撮影を行う、という流れとなっていたが、ウィルは「僕はこのままステージに残ってもいいよ」と語り、スタッフたちのお手伝い。まさかのハリウッドスターがイスやテーブルを片付け始め、会場は大いに沸いた。

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 また、台湾の記者から「あなたの耳はエルフのようね。それは冗談だけど」と呼びかけられ、会場は笑顔に。その様子を見て、「みんな笑ってるの?」とおどけてみせたウィル。続けてその記者から、さまざまなことにチャレンジしていることに触れられると、「やはり違うことに挑戦していくのは大きな情熱であり、喜びだからね。今までファンタジー、音楽、テレビといろんなジャンルに挑戦してきて、今回はNetflixだ。いろいろやる方が俳優として長生きできると思うんだ。(台湾の映画監督)アン・リー監督とは『ジェミニ・マン(原題) / Gemini Man』という映画で一緒に組むことになる。技術的にもすばらしい作品になるはずだ。僕は二つのキャラクターを演じることになる。これ以上言うと、クビになってしまうからもう言わないけど、これまで5~6か月話をしてきて、来年には撮影に入る予定だ」と新作について話す場面もあった。(取材・文:壬生智裕)

Netflixオリジナル映画『ブライト』は12月22日より全世界同時オンラインストリーミング開始

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