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桜井日奈子&吉沢亮、キスシーン裏側も…!『ママレード・ボーイ』撮影現場より

主演の桜井日奈子(右)&吉沢亮(左)
主演の桜井日奈子(右)&吉沢亮(左) - (C) 吉住渉/集英社 (C) 2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会

 映画『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)の撮影現場が昨年12月に報道陣にお披露目された。注目キャストがそろう撮影の様子のみならず、主演の桜井日奈子吉沢亮が、原作の持つ最大の魅力の一つである“キスシーン”の裏側を明かした。

【写真】実写『ママレ』豪華すぎる家族ショット

 互いの両親がパートナーを交換して再婚したことから、一つ屋根の下で暮らすことになった高校生の小石川光希(桜井)と松浦遊(吉沢)の恋を描く本作。1990年代に大ヒットした吉住渉の少女漫画が原作であり、ファンの間では実写映画版のストーリーや登場キャラクターはもちろん、時代設定の変化なども注目を浴びている。

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 そんな中、原作ファンなら気になってしまうのが、“キスシーン”だろう。漫画には、遊が保健室のベッドに横たわる光希に不意打ちのキスをしたり、自宅のクローゼットの中に二人で入って家族に秘密で唇を重ねたりと、印象的なキスシーンが満載。取材時、すでにキスシーンを撮っていたという桜井と吉沢は、照れくさそうに撮影を振り返る。

 桜井は、キスシーンの撮影前は「変な雰囲気でした」と明かすほど、ソワソワと落ち着かない心地で過ごしたそう。それでも、いざ撮影が始まれば、「やっぱり演じている私も光希として、すごくリアルに胸がキュンとしました」と役に入りきったようで、「そのキュンとしている様子が伝わればいいなって思います」とはにかんでいた。

 「ちょー緊張しました」と語る吉沢は、鮮やかな金髪に制服姿ですっかり少女漫画の王子様・遊そのものだが、「ベッドのキスシーンでは、寝てる人間にキスをするのってすごく難しいんだなって思いました。どういう角度でとか、どういう速度でとか、余計なことばかり考え始めてしまい、とても緊張しました。モニターで演じている自分を観たら、目がぴくぴくぴくぴく動いていて、まずいなって思いました(笑)」とかなり意識してしまったのだとか。

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家族がそろうリビングの様子 - (C) 吉住渉/集英社 (C) 2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会

 この日行われていたのは、二つの家族が共に暮らす家でのシーンの撮影。リビングに家族全員がそろい、遊が進路について相談する場面で、主演の若手二人に加え、光希の両親役の檀れい筒井道隆、遊の両親役の中山美穂谷原章介という、そうそうたる顔ぶれがそろう空間は和やかながら程よい緊張感が漂っていた。

 演技について、廣木隆一監督からは「普通に」という指示が出るのだとか。漫画の実写化だからといって、キャラクターっぽく作るという手段はとらない。桜井の口からは「普通ってなんだろうって考えこんじゃうくらい、“普通”を演じるって難しいなって思います」という言葉が。廣木監督から「引き算をしてほしい」とアドバイスも受けたといい、「今までデフォルメしたお芝居ばかりやってきていたので、ナチュラルに日常の一部のように演じるというのは今回が初めてです。だから、いつも着いていくのに必死です」とも話していたが、撮影現場では大先輩を前にしても気後れせず、“家族”の一員として溶け込んでいた。

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中山美穂とキッチンに立つ桜井日奈子 - (C) 吉住渉/集英社 (C) 2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会

 一方、いくつも原作モノを経験してきた吉沢は、本作の主演に「すごく怖い」と責任感をにじませながらも、「遊の抱えているもの、心の奥底にある闇みたいなものを自分の中に落とし込んだ上で、あとはもう自然に。というか、ちょいちょい吉沢亮が出ているくらいの感じで演じているかもしれません」と監督の意図をくみながら自分なりに役を表現しようとしていた。(編集部・小山美咲)

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