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『ブレードランナー2049』オスカー14度目ノミネート撮影監督ロジャー・ディーキンスが語る貴重映像!

『ブレードランナー 2049』より
『ブレードランナー 2049』より - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 SF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編『ブレードランナー 2049』のブルーレイ&DVD(3月2日発売)から特典映像が一部公開され、本作で自身14度目のアカデミー賞ノミネートを果たしている撮影監督ロジャー・ディーキンスと、前作に引き続き美術に携わったシド・ミードたちが舞台裏を語る貴重なインタビュー映像が披露された。

ロジャー・ディーキンスが語る『ブレードランナー 2049』特別映像

 前作から30年後の2049年を舞台に、違法レプリカント(人造人間)処分の任務に就く新主人公Kが巨大な陰謀に巻き込まれる様子を活写する。『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングと、前作から続投のハリソン・フォードが新旧のブレードランナーを熱演し、話題を呼んだ。メガホンを取ったのは、『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督で、生みの親であるリドリー・スコットは製作総指揮に名を連ねた。

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 そんな本作は3月4日(現地時間)に授賞式が行われる第 90 回アカデミー賞にて、撮影賞をはじめとする5部門でノミネートされている。とりわけ、『ショーシャンクの空に』『ファーゴ』『ノーカントリー』『007 スカイフォール』などなど数々の名作の撮影を行ってきた巨匠ディーキンスにとってはこれが14度目のノミネートであり、念願の初受賞となるのか、注目を浴びている。

画像テキスト
ロジャー・ディーキンス(上)とシド・ミード(下) - (C)2017 Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

 今回公開された映像では、スコットやゴズリングのインタビューに続いて、ヴィルヌーブ監督が撮影監督のディーキンスに早い段階からこのプロジェクトに参加してもらったことを明かす。当の本人であるディーキンスは、「迷わず参加したよ。この機会を逃すのは惜しかった」と語りだす。そして本作の撮影を振り返り、「これほどセットが多く複雑な現場は初めてだ。だが私の提案もあるから自業自得だね」と笑みを浮かべる。撮影現場での様子も映し出され、ヴィルヌーブ監督は「歴史に残る偉大な撮影監督の最高の作品の 1 つだ」と称賛、ディーキンスへの厚い信頼を寄せていることをうかがわせた。

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 また、ヴィルヌーブ監督は「2049年のラスベガスはどんな感じか、その答えをくれるのはあの人だけだ」と、前作『ブレードランナー』で美術を担当したミードに本作のデザインを依頼したことを語る。ミードは「私がデザインした架空の街は、人々の夢や建物の形状が限度を超えた姿なんだ」と自身のデザインについて、貴重な資料と共に解説。ヴィルヌーブ監督は「彼の描いた美しいラスベガスを誇りに思っている。人々が映画をどう思おうと“ブレードランナー”らしいラスベガスだ。満足だよ」と満足そうな表情を見せていた。ブルーレイ&DVDに同封される特典ディスクには、今回公開された映像のほかに、前作から本作までの世界を描いたショートフィルムやショートアニメーションをはじめ、撮影の舞台裏に迫った貴重な映像などが収録されている。(編集部・石神恵美子)

『ブレードランナー 2049』ブルーレイ&DVD&3D&UHDは3月2日発売&レンタル開始

『ブレードランナー2049』特典② » 動画の詳細
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