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女子大学生が教授をワナに…演技派スタンリー・トゥッチ主演最新作

左から監督のリチャード・レヴィン、作家のフランシーン・プローズ、女優のジャニーン・ガロファロー
左から監督のリチャード・レヴィン、作家のフランシーン・プローズ、女優のジャニーン・ガロファロー

 演技派俳優スタンリー・トゥッチ主演最新映画『サブミッション(原題) / Submission』について、リチャード・レヴィン監督、作家フランシーン・プローズ、女優ジャニーン・ガロファローが、3月2日(現地時間)ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

【写真】どっちのおじさま派?デ・ニーロVSトゥッチ、映画『トラブル・イン・ハリウッド』より

 大学で創作作文の教鞭を執るテッド・スウェンソン教授(スタンリー)は、ある日、彼がかつて執筆した小説を好きだと語る生徒アンジェラ(アディソン・ティムリン)の才能を見いだす。次第に、彼女と思わぬ関係に陥り、それが学校中を巻き込む大きな問題へと発展していき……。フランシーンが執筆した小説「ブルー・エンジェル(原題) / Blue Angel」を、レヴィン監督が脚色し、自らメガホンを取った。

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 18年前に執筆した同書について原作者フランシーンは、「ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督が手掛けた映画『嘆きの天使』のような(小説)作品を作りたいと思いついたものなの。ただ執筆中は、決してセクシャル・ハラスメントや学園内の政治に関する作品だとは思っていなかったわ。むしろ、間違った(恋愛)対象者への異常な恋と思っていたの。ただ、大学が舞台になったことで、さまざまな要素を肉付けしていったらこうなったのよ」と明かした。

 本作の魅力についてレヴィン監督は、「テッドは妻とはかなり良好な結婚生活を送っているが、(過去に)個人的なトラウマを抱えていて、それに対していまだにうまく対応できていないんだ。そんな中、アンジェラの才能を突きつけられ、クリエイティブ面でアンジェラに嫉妬していく点が、個人的にはとても共感できるものだったね」と語り、アンジェラが時間をかけてテッドを罠(わな)にはめていく過程も面白かったと答えた。

 テッドの大学の同僚マグダ・モイナハンのキャラクターについて、演じたジャニーンは、「マグダは、以前にアンジェラを自身のクラスで受け持ったことがあって、アンジェラの(行動の)動機に対して辛辣(しんらつ)な言葉をテッドに残すの。それは、マグダ自身もテッドに惚れているからでもあるわ。つまり彼女は、アンジェラの動機を理解しているものの、テッドはマグダのことをなんとも思っていないため、ある意味嘆いてもいるのよ。加えて、アンジェラのことについて(告げ口のようなことを)テッドに語るたびに、ちっぽけな女に見えてしまうの」と説明した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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