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ミュージカル「刀剣乱舞」男の魅力たっぷりの新作が開幕!

「刀剣乱舞」に出演する丘山晴己、田村心、鳥越裕貴、有澤樟太郎、阪本奨悟、伊万里有
「刀剣乱舞」に出演する丘山晴己、田村心、鳥越裕貴、有澤樟太郎、阪本奨悟、伊万里有

 大人気ゲーム「刀剣乱舞」を原案とした「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~結びの響、始まりの音~」初日公演前に、公開ゲネプロが行われ、出演者たちが意気込みを語った。

【画像】ミュージカル「刀剣乱舞」ゲネプロフォトギャラリー

 「刀剣乱舞」のメディアミックス作品として2015年より制作されてきたこの舞台。シリーズ5作目となる本作では、2作目の「幕末天狼傳」で共に戦った大和守安定、和泉守兼定、堀川国広、長曽祢虎徹の4振りに、陸奥守吉行と巴形薙刀が加わり、新たな戦場での物語を描きだす。

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 舞台は2部構成で行われ、第1部は重厚な歴史ドラマの中で展開される刀剣男士たちの葛藤をミュージカル的手法で表現する舞台、そして2部では一変して、きらびやかなライブへと転換する独自の構成で多くの観客に愛されてきた。

 舞台を前に、意気込みを語ったキャスト陣。まずは大和守安定役の鳥越裕貴が「いろいろな歴史上の人物を掘り下げてきましたが、今回はより深く掘り下げた舞台となったと思います。この作品を観ると、刀剣乱舞の見方が変わるのではないかと思います」と語ると、和泉守兼定役の有澤樟太郎も「大事にけいこで作りあげたものを観てもらえるということで、うれしい気持ちでいっぱいです。今回は男の色気、カッコ良さ、不器用さ、泥臭い男の魅力がたっぷり詰まった男らしい作品になっていると思うので、注目していただきたいなと思います」と続けた。

 そしてこの日は演出の茅野イサムも来場。「内容には触れられませんが、観た人の中からは、ミュージカルでここまで踏み込むのかと驚かれると思います」と切り出した茅野は、「今回の『結びの響、始まりの音』という題名は今回の舞台を現しているいるだけでなく、広く言うと、僕たちがこれまでやってきた『刀剣乱舞』を現しているのかなと思います。今回が5作目となりますが、この作品をもってひとつの結びとなるなと。そしてこれからのミュージカル『刀剣乱舞』につながる、はじまりの作品になっていくなということは作りながらものすごく実感を持っています」と誇らしげな表情。

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 海外でも絶大なる人気を誇る本ミュージカル。この夏には「阿津賀志山異聞2018 巴里」と題してフランス・パリでの公演も予定されている。茅野は「今度、『阿津賀志山異聞』を東京とパリで上演します。まさにこの作品から僕らの『刀剣乱舞』は始まったんですが、まさにこの作品を通じて、これから先のシリーズが、展開していくなと。そういう意味でもそこにつながっていくこの作品はすごく意味のある、大切な作品だなと思って演出してきました。今すぐにでもお見せしたい自信作です」と本公演に向けた自信をみせた。(取材・文:壬生智裕)

「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~結びの響、始まりの音~」は3月24日~4月1日まで日本青年館ホールにて上演予定(その後、大阪公演、東京凱旋公演の予定あり)

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