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『君の名前で僕を呼んで』が最優秀映画賞 第29回GLAAD賞

『君の名前で僕を呼んで』より
『君の名前で僕を呼んで』より - Sony Pictures Classics / Photofest / ゲッティ イメージズ

 GLAAD(The Gay and Lesbian Alliance Against Defamation“中傷と闘うゲイとレズビアンの同盟”)が主催する第29回GLAADメディア・アワードが発表され、映画『君の名前で僕を呼んで』が最優秀映画賞を獲得した。

【写真】最優秀ドラマシリーズに輝いたのは「THIS IS US 36歳、これから」

 GLAAD賞は2回に分けて発表され、最優秀ドラマシリーズなどを含む12部門は4月に発表が済んでいる。今回は、最優秀映画賞のほか、ドキュメンタリーや新聞、雑誌記事、ニュース番組と特別賞の一部が発表された。

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 同性愛者であることを公表しその権利のために活動している芸能人に贈られるヴィト・ルッソ賞は「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のサミラ・ワイリーに贈られ、『グローリー/明日への行進』『13th -憲法修正第13条-』のエヴァ・デュヴァネイ監督がエクセレンス・イン・メディア賞を手にしている。

 『君の名前で僕を呼んで』は、北イタリアの避暑地を舞台に、17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)と年上の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)、男性同士のひと夏のエピソードを描いたラブストーリー。第90回アカデミー賞では作品賞を含む4部門にノミネートされ脚色賞に輝き、世界各国で映画賞を受賞している。(澤田理沙)

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