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空手世界一!横浜流星の知られざる魅力『兄友』では奥手男子に

横浜流星
横浜流星

 多くのメディアで「2018年ブレイクする若手俳優」として名前があがっていた横浜流星。その期待通り、最新作映画『兄友』(公開中)で主演を務めているほか、3月に公開された『honey』や7月公開の『虹色デイズ』、ドラマ「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」「彼氏をローンで買いました」などへの出演も続いている。今どきのキラキライケメンでありながら、空手の世界大会で優勝するなど多面的な引き出しを持つ横浜の知られざる魅力に迫る。

【写真】横浜流星のさわやかすぎる制服姿!

 『兄友』では、好きになった女の子を下の名前で呼ぶことすら恥ずかしくてできない超奥手男子・西野壮太を演じているが「これまで何度か原作コミックの映画化作品をやらせてもらっていますが、一番自分とかけ離れた役でした」と語りつつも「相手に気持ちをうまく伝えられないという不器用さには共感できました。僕は女性に対して、どちらかというと気持ちと逆のことをしてしまいがちなんです。好きな子には意地悪してしまうような……」と苦笑いを浮かべる。

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 爽やかで可愛らしいルックスからは想像できないような一面だが「高校時代は、女性に対して『別に女なんか興味ないし』みたいな感じでツンツンしていましたね。いまから考えれば照れ隠しだったのでしょうが、きっと嫌な奴だと思われていたと思います」と当時を振り返る。

 もともと中学時代は極真空手に打ち込み、国際青少年空手道選手権大会13・14歳男子55kgの部では、世界一になるなど、ストイックで硬派な面を持つ横浜。「多分この仕事をしていなかったら、ゴリゴリの体育会系だったかもしれません」と語り、「トッキュウジャー(『烈車戦隊トッキュウジャー』)が終わったぐらいのときは、『少女漫画みたいなのはあんまり……』みたいに思ったこともあったのですが、あるときから考えが変わったんです」と回顧。

画像テキスト
横浜流星、21歳

 「役者という仕事をしているからこそ、自分とかけ離れたピュアな世界を経験できるんだと考え直しました。たとえば『兄友』はすごくキレイで純粋な心を持った主人公で、相手を思うがために空回りしてしまう。こういった役を演じることで、純粋で素直でいることの大切さを実感しました」と作品を通して学ぶことが多いと明かした。

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 そんな横浜に「同世代は意識するのか」と投げかけてみると「以前は意識していましたが、いまはしていません。人を意識し過ぎて、自分のやるべきことを見失ってしまっては本末転倒ですから」と硬派な回答。意識の変化は、俳優として生きていこうと強く思ってから芽生えたそうで、「トッキュウジャーが終わった時期が、高校を卒業して大学へ行くかどうかという進路のタイミングでした。結構悩んだのですが、大学へは行かずに、この世界でやっていくんだと覚悟を決めたとき、甘い考えではいけないと察しました。人を気にするより、まずは自分の土台を固めなければダメだろうという思いが強くなりました」。

 「映画は本当に楽しい。いま、いろいろな作品に出演させていただいて充実しています」と語った横浜。それに伴うプロモーションなどでバラエティー番組などにも出演する機会が増えたが「あまりうまくできないので、そちらももっと頑張っていきたいです」と貪欲に突き進むことを誓っていた。(取材・文・写真:磯部正和)

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