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スタン・リー自宅に銃を持った男2人組、警察に取り押さえられる

危機を逃れたスタン・リー
危機を逃れたスタン・リー - Albert L. Ortega / Getty Images

 現地時間5月31日夜、「スパイダーマン」「アイアンマン」「X-MEN」などを生んだアメコミ界の巨匠スタン・リー(95)のロサンゼルスにある邸宅で、銃を持った男2人が駆け付けた警察官に取り押さえられたと Daily Mail Online が報じている。

 同日の夜7時半ごろ、銃を持った男たちに脅されているとの通報を受け、複数の警察官が現場へ急行。その場で2人は取り押さえられたという。一人は白人で、もう一人は黒人だったとのこと。捕まったうちの一人は、スタンに貸したお金を返してもらうためにやってきたと主張していたそう。

 一部始終を目撃していた関係者は、「2人の男が外に立って、叫びながらお金を要求してきました」「スタンは自宅の前で彼らと対峙しましたが、彼らのどちらとも面識がなかったそうです。そのうちの一人は『お金が欲しい』と言っていました」「男たちが銃を持っていることに気付いたので、みんなで家の中へ戻りました。スタンの弁護士、ビジネスパートナー、そして看護師がスタンと一緒に家にいました」と語っている。

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 その目撃者によると、20人ほどの警察官にヘリコプターも駆け付けたとのこと。「どうかしてしまいそうでした。警官たちは銃を構え、2台の警察のヘリコプターからはスポットライトがあてられていて、本当に恐怖で、かなり緊迫した状況でした」。スタンの邸宅には、今年4月にもフェンスを越えて侵入者がやってきたため警察官が駆け付けていた。

 この事件が報じられた後で、スタンはTwitterにて多くのファンが彼を気遣うメッセージを寄せてくれたことに感謝のツイート。それにはスタンがファンに語り掛ける動画もアップされており、「Twitterで何百万以上ものメッセージを受け取ったなんて信じられるかい?」「とにかく、ファンのみんなに感謝したい。とっても。僕のことを気遣ってくれて。最高の気分だよ!」と驚きと喜びをにじませる。そして「近い将来、大きなサプライズがあるよ。今言ってしまったらサプライズじゃなくなるから言えないけど……」と続けるも、語りの途中で動画は切れてしまうという、何ともファンの期待をあおるコメントも残している。(編集部・石神恵美子)

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