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中島裕翔、織田裕二に圧倒される

月9ドラマ「SUITS/スーツ」記者会見に登壇した中島裕翔
月9ドラマ「SUITS/スーツ」記者会見に登壇した中島裕翔

 海外ドラマ「SUITS」を原作としたフジテレビ10月期の月9ドラマ「SUITS/スーツ」(10月8日スタート)の記者会見が4日、都内で行われ、10年ぶりに月9ドラマ主演となる織田裕二と、織田と初共演する中島裕翔(Hey! Say! JUMP)が登壇。中島は「メイクの最中でもセリフの練習が始まる」という織田との共演エピソードを振り返った。

【写真】月9「SUITS/スーツ」記者会見の様子

 大手弁護士事務所で働く敏腕弁護士・甲斐正午(織田)と、ワケありの若きアソシエイト・鈴木大貴(中島)が、数々の難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく本作。会見には共演者の新木優子中村アン小手伸也鈴木保奈美も登壇。途中、本場アメリカ版のキャストである、敏腕弁護士ハーヴィー・スペクター役のガブリエル・マクト、ハーヴィーをライバル視するパートナー弁護士ルイス・リット役のリック・ホフマンが日本版にエールを送るビデオレターも紹介された。

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 織田は「(海外ドラマ版は)シーズン6まで観たのですが、何しろ素晴らしい作品で、負けないように頑張ります。日本のいいところを出せれば」と意気込み。本ドラマが10年ぶりの月9ドラマ主演となるが、「(声をかけてもらって)単純に嬉しかったです。これで4本目になるのかな。また10年後呼んでいただけるとちょうどいいのかなって思っています」と照れくさそうにコメント。

 織田は、中島については「すごくしっかりしていてお兄ちゃんっぽいなって」とその印象に触れ、「僕が忘れかけているセリフですら覚えていたり、でもかといって何だか抜けている時もあったりして、まさに(役の)鈴木大貴そのものだなって。大貴は一見記憶力の天才だけど抜けたところもあってそこが魅力なんです。(中島は)まさに大貴です」としみじみ。

 中島の方は織田について、「大ヒット作品の要の俳優さんというイメージを持っていたので、大丈夫かな、俺やっていけるかなって」と当初は共演に不安もあったというが、「衣装合わせの時に初めて会って、気さくに握手してくださって……。待ち時間の中でもいじっていただいたり、それだけでなく“このシーンどうしよう”ってお話をさせてもらったり、もちろん厳しい時もあったりするんです。気を遣って僕に話しかけてくださって、いち早くバディを作りたいという織田さんの気持ちが伝わってくるような撮影現場です。僕も(共演が)嬉しいですし楽しいです」とにっこり。

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 中島はまた、「織田さんといると、メイクの最中でもセリフの練習が始まるんです。それが違うシーンのセリフであったりしてびっくりする時があります。着替えている時でもカーテン越しに始まったりしてそれが癖になっています」と織田との撮影エピソードも紹介。小手はそんな織田と中島の関係を「本当にいい師弟関係のよう。中島さんも素晴らしい反応をしていて、横で見ていてジェラシーを感じます」とため息。

 中島はドラマに手ごたえを感じている様子で、アメリカ版の魅力をふまえ「トレースできる部分はトレースしますけど、日本人がやるので全く真似はできないしマネしようとも思っていない。弁護士ドラマだけど(日本版は)そこにさらにエンターテインメントの要素が加わった感じ。楽しみにしていてください」とアピールした。(取材・文:名鹿祥史)

「SUITS/スーツ」は10月8日よりフジテレビ系にてスタート(毎週月曜午後9時~・初回30分拡大放送)

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