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新田真剣佑、インフルエンザでイベント欠席…杉咲花がエール

新田真剣佑の代わりに「5番」を持つ堤幸彦監督
新田真剣佑の代わりに「5番」を持つ堤幸彦監督

 女優の杉咲花が26日、丸の内ピカデリーで行われた映画『十二人の死にたい子どもたち』公開記念舞台あいさつに出席し、インフルエンザのため欠席となった新田真剣佑に向けて「元気になって」とエールを送った。

【写真】人気若手俳優ずらり!公開記念舞台あいさつ

 ベストセラー作家・冲方丁のサスペンス小説を、『トリック』シリーズの堤幸彦監督が映画化した本作。集団安楽死をするため廃病院に集まった12人の少年少女の姿を描く。この日は、杉咲、北村匠海高杉真宙黒島結菜橋本環奈吉川愛萩原利久渕野右登坂東龍汰古川琴音竹内愛紗ら新田以外の11人の若手俳優陣が勢ぞろいし、堤監督も登壇。杉咲は客席を見渡して、「たくさん映画がある中で、わざわざ選んでくださりありがとうございます。ようやく映画をお届けすることができてうれしいです」と晴れやかな表情を見せた。

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 堤監督は「(俳優の世界には)大御所や大先輩が多くて。チャンスをつかんで実力を発揮するということはなかなか難しいですが、この12人に関しては、どんな現場にいても大丈夫なんじゃないかと思うんです」と太鼓判。「それくらい対応力と実力と存在感がある人たちが、本当に奇跡的に12人集まってしまったなと思っております。これはプロデューサーのキャスティングの賜物でもありましょうし、それから皆さんが現場で感じ取って頑張った結果だと思います。観ていただいた方なら皆さん、納得していただけると思いますが、映画やドラマ、演劇の領域において、この12人は誰一人隅に置けない存在感だなと思いました」と誇らしげに付け加えた。

 残念ながら欠席となった新田はメッセージを託しており、司会者が「本日は寒い中、劇場に足を運んでくださりありがとうございます。インフルエンザのため欠席となってしまい、大変申し訳ありません。今日という日をとても楽しみにしていたので、皆さまにお会いすることができず、本当に残念に思っています。皆さまにこの映画を楽しんでいただけたら、とてもうれしく思います」と読み上げた。

 杉咲は、撮影中に新田が大量のピザを差し入れしたことを明かすと、「撮影中は重たいシーンが多かったので、みんなで和気あいあいと食べるというよりは、おのおのでおいしいなと言いながら食べるという感じだったので。今度はみんなで仲良く食べたいなと思います」とコメント。最後のあいさつの時も「撮影は本当に大変でしたが、みんなで乗り越えた感じがあります。だからこういうおめでたい日に、真剣佑くんが一緒に立つことができなかったことが残念です。でもご本人が一番悔しいなと思っていると思うので、またピザを食べられるくらいに元気になってもらえたらうれしいです」とエールを送っていた。(取材・文:壬生智裕)

映画『十二人の死にたい子どもたち』は公開中

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