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ジャッキー・チェン、死人のような顔が怖すぎ!ユーモアなしの壮絶アクションで新境地

死人のような顔のジャッキー・チェン
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 映画『ザ・フォーリナー/復讐者』のマーティン・キャンベル監督が電話インタビューに応じ、老けメイクで死人のような顔になり、ユーモアなしの壮絶アクションで新境地を開いた主演のジャッキー・チェンについて語った。

【比較画像】通常時のジャッキー・チェン

 主人公は、ロンドンで中華料理店を営みながら、静かに慎ましく暮らしてきたクァン(ジャッキー)。ある日突然、唯一の肉親である娘を無差別テロで亡くして復讐の鬼と化したクァンは、元特殊部隊員としての恐るべきスキルを駆使し、たった一人でテロリストを追い始める。

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 『007/ゴールデンアイ』や『007/カジノ・ロワイヤル』で知られるキャンベル監督は、「ジャッキーと仕事をしたかったことがこの作品を手掛けた理由の一つ」と言い切るだけに、ジャッキーの新たな魅力を開花させている。老けメイクについては、「もともとこのキャラクターは60代後半くらいの設定だった。ジャッキー自身も60代だったが45歳くらいに見えるから、髪は少し白髪を交ぜて、メイクは青白く、立ち振る舞いも肩を下げるように猫背にしてもらい、歳を取った男の雰囲気を作っていった」とコメント。

 クァンは何年も前に娘を2人亡くしていた上、テロによって唯一生き残っていた娘まで奪われてしまう。「彼は謙虚で尊厳を持った男で、2人の娘を助けられなかったことへの大きな罪悪感を抱えて生きてきた。そして最後の娘まで亡くしたその悲しみたるや。彼は全てを失い、悲しみや痛みで自分を喪失してしまう。けれど犯人を見つけるために動き出す。そのような話し合いをジャッキーとする中で、クァンのフィーリングやメイクといったものを一緒に決めていった」と見る者をゾッとさせるジャッキーの死人のような顔が生まれた背景を説明した。

 クァンは寡黙で動きもゆっくり。姿勢や動きについてもジャッキーと細かく話し合いを重ねたといい、「背中を丸くしてゆっくりと動く、とにかく年老いた男。それが戦いに繰り出していく中で若くなっていくよう、変化が見えていくようにした。少しずつ背筋が伸びて、昔の戦士であった頃に戻っていくんだ」とキャンベル監督。

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 死んだような状態から戦士へと戻っていく男を演じたジャッキーは、アクションのスタイルもいつもとは一味違う。「ジャッキーのアクションは楽しいし素晴らしいのだが、今回の役には合わない。今回のジャッキーは軍人であり、そこに根差したアクションでなければいけない。今までの作品で見せくれたすごい技やジャッキーらしいユーモアあるアクションは『今作には合わないから全部ナシ』って話をしたんだ」。スタントシーンには英国のコーディネーターをつけたといい、「いつものアクションよりもリアルかつタフでミリタリー的なものになった」とジャッキーの新境地に自信を見せていた。(編集部・市川遥)

映画『ザ・フォーリナー/復讐者』は公開中

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