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「サタデー・ナイト・ライブ」のコメディエンヌが製作!女の友情描くNetflix映画

左からポーラ・ペル、アナ・ガステヤー
左からポーラ・ペル、アナ・ガステヤー

 Netflix注目のコメディ映画『ワイン・カントリー』について出演者アナ・ガステヤーポーラ・ペルが、5月8日(現地時間)ニューヨークのAOL開催のイベントで語った。

【写真】『ワイン・カントリー』監督のエイミー・ポーラー

 長年の女友達で集まり、ワインを堪能するためカリフォルニア州のナパへ旅行に出かけた6人。だが、レベッカ(レイチェル・ドラッチ)の50歳の誕生日を祝う楽しい旅行になるはずが、日頃の不安や悩みから逃れられない女たちの間に気まずい空気が漂い始める。アナは、レイチェルの友人キャサリン役、ポーラはヴァル役を演じている。そして、映画『俺たちフィギュアスケーター』『インサイド・ヘッド』などに出演した女優エイミー・ポーラーが初監督を務め、アメリカの長寿番組「サタデー・ナイト・ライブ」で活躍した女性たちによって本作は製作された。「サタデー・ナイト・ライブ」(Saturday Night Live, SNL)とは、1975年から現在まで続いている生放送のコメディバラエティ番組。エディ・マーフィービル・マーレーマイク・マイヤーズなどのスターを輩出し、若手コメディアンの登竜門となっているだけではなく、大物ハリウッド俳優やミュージシャン、政治家など、豪華ゲストが続々出演することでも知られている。

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 彼女たちのことをよく知るSNL出身の脚本家が今作を執筆したので、飾らずに演じることができたそうだ。「今作に出演している女性陣は、ほぼ「サタデー・ナイト・ライブ」の女性メンバーで、私たちもメンバーの大きな節目の誕生日を共に祝ったり、息抜きに一緒に旅をしたりしていたわ。事実、今作のレベッカの誕生日のように、私たちもプライベートでワインカントリーを旅していたのよ。昨年はわたしの誕生日を祝うために、みんなで(カリフォルニア州の)パームスプリングに行ったわ」とアナは語った。

 ポーラがSNLに加わったのは1995年。大きな入れ替わりがあり、誰もが新人だったそうだ。「これは番組の歴史の中でも、とても稀な時期だった。でも、自分たちがこの番組に選ばれたのは面白いからだと捉えて、自分たちのやるべきことをやったわ」とポーラは当時を振り返った。一方、アナは、ポーラの加入から1年後の1996年からSNLに出演した。「わたしが加わった時、女性はパフォーマーに3人、脚本家に3人だけで、それ以外はみんな男性だったのよ。当時は大幅に女性の数が少なかったけれど、目をつむって、自分の仕事をこなしていたわ。けれど、時の経過とともに状況は変わっていき、わたしが番組を離れる時には、ティナ・フェイはヘッドライター兼パフォーマーになり、より多くの女性パフォーマーがこの番組に参加するようにもなったの」とアナは明かした。
 
 アナの夫は今作のコンセプトを聞いて、女性版『ハングオーバー!』シリーズみたいなものだと思ったらしい。しかし、今作は女性の友人関係を描いた映画だとアナは語る。「女性は、自分たちの周り人の面倒を見てあげる時間が多いから、ちょっとの間だけ自分のことだけを考えるのは、完全な息抜きになるわけ。本音をぶつけ合うことが、腹の底から笑ったり、自分自身を再発見することにつながるのよ」と解説した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

映画『ワイン・カントリー』はNetflixにて独占配信中

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