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西島秀俊、『空母いぶき』山内圭哉の「いてまえー!」生披露に感動!

舞台あいさつに登壇した西島秀俊
舞台あいさつに登壇した西島秀俊

 俳優の西島秀俊が7日、TOHOシネマズ日比谷にて行われた映画『空母いぶき』(全国公開中)大ヒット御礼舞台あいさつに山内圭哉と出席し、山内が劇中で披露する掛け声の生披露に、感激の表情を見せた。

映画『空母いぶき』本編映像(護衛艦いそかぜ)

 「沈黙の艦隊」などの原作者で知られるかわぐちかいじの人気コミックを、『沈まぬ太陽』の若松節朗監督が実写映画化した本作。国籍不明の軍事勢力から攻撃を受けた日本列島を舞台に、防衛出動を命じられた航空機搭載護衛艦「いぶき」の乗組員をはじめとする人々の戦いを描く。
 
 「(本作だけで)18回目の舞台あいさつなんですよね」と話す西島は、「何度も劇場に足を運んでいるという方もいると聞きました。映画を観ていただけて感無量です」と表情を崩す。壮大なスケールで展開する本作について、「人気の原作で、面白さもテーマも深い作品。クランクイン前も、撮影中もプレッシャーがありました」と心情を吐露すると、「この映画は、これまで携わった作品のなかでも、特にお客さんに観ていただいて完成すると感じました」と胸中を明かした。
 
 この日は、護衛艦「いそかぜ」の艦長・浮船武彦役の山内に加えて、「いそかぜ」の砲雷長・岡部隼也役の和田も出席。司会者から、劇中で武彦が「いてまえー!」と叫ぶシーンが話題となっていることに触れられた山内は「最初に台本を読んだとき、その状況でこんなこと言っていいいのか思っていたんです。でも原作にもあるシーンなんですよね」と笑顔を見せる。
 
 さらに司会者からうながされる形で、そのシーンを再現することに。西島が「照準よーし!」と力強い声を発すると、山内は「いてまえー!」と劇中さながらのテンションで再現。山内の掛け声に、西島は「生はいいですね、感動しました」と破顔していた。
 
 また、訪れた人に「いぶき」の識別帽がプレゼントされる一幕も。帽子の当選者のなかには、劇場鑑賞が10回目という熱烈なファンもおり、西島は「ありがとうございます」と両手で握手。「いまこうやって皆さんと楽しく過ごしているときにも、自衛官の皆さんは命がけで平和を維持してくださっています。この映画を観て、友達や家族、大切な方と平和について語ってくださったら、こんなにうれしいことはありません」と熱いメッセージを伝えた。(磯部正和)

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