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筒井真理子、池松壮亮は大人で優しい!絡みシーンも「楽しかった」

池松壮亮(右)との初共演を振り返った筒井真理子(左)
池松壮亮(右)との初共演を振り返った筒井真理子(左)

 女優の筒井真理子が2日、都内で行われた映画『よこがお』完成披露プレミア上映会に登壇し、初共演を果たした池松壮亮との撮影現場を振り返った。この日は、市川実日子須藤蓮小川未祐深田晃司監督も来場した。

【写真】市川実日子、池松壮亮らキャストも集結!

 深田監督が、第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞に輝いた『淵に立つ』以来、筒井と再びタッグを組んだ本作。ある事件の「無実の加害者」に仕立てあげられた訪問看護師の市子(筒井)が、人生を取り戻すための哀しくも危険な復讐に駆られるさまを描き出す。

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 満席の会場を見渡した筒井は、「今日同じ時間に新海誠監督の『天気の子』の製作報告会見をされているそうなので、マスコミの方が一人もいなかったら、皆さんもどこかに行っちゃっていたらどうしようと真っ青だったんですが、本当にうれしいです」と他作品のイベントをネタにしつつ、安堵の表情。「深田ワールドを楽しんでください」と作品をアピールした。

 タイトルにちなんで、共演者の知られざる顔を発表し合うことになると、筒井は初共演の池松の名を挙げ、「共演が楽しみで、お会いするときはさわやかに素敵にあいさつしたかった」とコメント。しかし、初対面は市子が追い込まれて吐くシーンの撮影現場だったそうで、「顔が真っ赤になって涙目で、この辺(口元)にいっぱい(吐いたものが)ついているんですよね。きっとげんなりされていると思った」と当時の心境を吐露。実際の池松は大人で優しかったと話す筒井は、「絡むシーンもとっても楽しかったです」とぶっちゃけ、会場を沸かせた。

 市川も「なんでもできそうな感じの池松さんですが、『白目してください』と言ったらできなかったんです」と、芸達者な池松の意外な一面をリーク。池松は、「共演したからといって『白目をしてくれ』なんて結構な要望。なんでしなきゃいけないんだろうと思ってやったら、結構ぼろくそに言われて」と不満をぶちまけるが、市川は「(白目になる際)上を向いているから、うれしそうな顔で素敵でした」と楽しそうに話していた。

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 池松は「筒井さんから、ある撮影前に『キャベツをたくさん食べたけど気にしないでください』と言われて。全然大丈夫ですし、僕がどうこう言う話でもない(と思った)。でも本番回ったら、まぁキャベツ臭くて」と苦笑いつつ、「そういうチャーミングな面も見れました」と優しくフォロー。市川についても、テレビを見るシーンでシャチのドキュメンタリー番組が繰り返し流され、「シャチが殺されるたびに顔を伏せていた」と暴露し、「心が清らかな人」と褒める言葉を送った。(取材:錦怜那)

映画『よこがお』は7月26日より角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国公開

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