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草なぎ剛、こんなにグッとくる日は初めて!『台風家族』延期乗り越え初日

初日を迎え思いを語った草なぎ剛
初日を迎え思いを語った草なぎ剛

 俳優の草なぎ剛が6日、都内で行われた映画『台風家族』の初日舞台あいさつに出席。公開延期となっていた主演作が初日を迎えた草なぎは、胸に去来する素直な思いを口にした。この日は、MEGUMI中村倫也尾野真千子甲田まひる若葉竜也長内映里香榊原るみ藤竜也市井昌秀監督も来場した。

【画像】『台風家族』初日フォトギャラリー

 本作は、銀行強盗を起こして失踪した両親の財産分与のため、仮想葬儀に集まったきょうだいたちが巻き起こす騒動を、ブラックユーモアを交えて描いた家族の物語。次男・京介役の新井浩文が今年2月に逮捕・起訴されたことで公開が延期となっていたが、再編集を行うことなく3週間限定で上映される。

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 長男・小鉄役で主演を務めた草なぎは、「いろいろなことがあって、公開にたどり着けるのは皆さんの応援の声が大きく届いたおかげだと思っています。『初日、公開おめでとう』という言葉がこんなにグッとくる日は初めてです」と感慨をにじませると、「本日はご来場いただき、誠にありがとうございます」と深々と頭を下げた。

 市井監督が構想12年をかけたオリジナル脚本。マイクを強く握りしめた市井監督は「どうしてもオリジナルの映画を撮りたかった」と切り出すと、企画がスタートし、草なぎが主演に決まると「(さらに)背中を押されるようにシナリオを書いて、多くのスタッフ・キャストが一丸となって(映画を)作ってくれた」と回顧し、草なぎ同様、観客に感謝を示した。

 そんなエネルギーあふれる市井監督は、撮影中も熱かったといい、「全体的にすごくこだわる監督」と振り返った尾野は、そうめんを食べるシーンでさえ、口に入れるタイミングを「今!」と細かく指導されたことを明かして笑いを誘う。草なぎも「モニターから離れてカメラ横に来るのやめてください。すごい緊張するので」と前のめりの姿勢を見せていた市井監督にジョーク交じりに注意を促していた。

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 一方、長女・麗奈役のMEGUMIは、末っ子・千尋役の中村に「ことあるごとに役で暴力をふるっていて、今回はどうかな? と思っていたら、結果、暴力をふるう形になってごめんね」と謝罪。実は2人、過去に2作品で夫婦役を務めており、どちらもMEGUMIが中村に対して暴力的な役だったという。中村が「(世の中は)MEGUMIさんに、中村をはたかせたいんでしょうね」と推測すると、MEGUMIも「そういう世の中の願望に応えていきたいです」と意気込んでいた。(取材:錦怜那)

映画『台風家族』は全国公開中

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