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『IT/イット』監督、日本のファンに感謝!ペニーワイズコスの完成度にビックリ

『IT/イット』バルバラ・ムスキエティとアンディ・ムスキエティ監督
『IT/イット』バルバラ・ムスキエティとアンディ・ムスキエティ監督

 25日、都内で行われた映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の公開直前ファンミーティングイベントに、監督のアンディ・ムスキエティと、姉でプロデューサーのバルバラ・ムスキエティが登壇。日本のファンへの感謝と共に、原作者であるベストセラー作家スティーヴン・キングと本作のかかわりについて明かした。

【画像】『IT/イット』の美男美女姉弟が来日!

 本作は、キングの代表作を実写化した大ヒット映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)の続編。前作から27年後を舞台に、かつてアメリカの田舎町で子供の命ばかりを狙う恐怖のピエロ、ペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)に立ち向かったいじめられっ子たち“ルーザーズ・クラブ”の面々が、再びペニーワイズに対峙する。

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 この日の会場には、ペニーワイズのコスプレで来場したファンの姿も見られ、ムスキエティ監督らもその完成度に驚きの表情。また、劇中で使われた自転車やスケートボードなども展示されており、観客も『IT/イット』の世界に浸っていた。

 今回が初来日となったムスキエティ監督は、「前作が日本でとてもヒットしたので、感謝を伝えに来ました」と客席を埋めたファンにあいさつ。バルバラは「ここ(日本)が最後のプレミアイベントの地だから終わったら泣いちゃうかも」とはにかんだ。

 またムスキエティ監督は、原作者であるキングとのエピソードを披露。キングは同作の脚本に携わったと言われていたが「スティーヴンは脚本には関わっていないんだ。僕たちが彼とコンタクトを取ったのは1作目の完成後で、映画を気に入ってくれたこともあって友人関係になれたから、今作にはぜひかかわってほしいと思った。でも、台本を見せたら、原作者としてではなく、一ファンとして“映画化されたらこういうものが観たい“というリストを出してくれたんだ」と告白した。

 それがムスキエティ監督にとっては喜ばしいことだったといい、「スティーヴンは、小説と映画は全く違うアートであると理解している。僕たちの映画に対するビジョンを信頼してくれたから、好きにやらせてくれたんだ」と充実した表情を見せていた。(取材:錦怜那)

映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は11月1日より全国公開

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