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透明になった元カレに狙われる…『透明人間』5月1日公開決定

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映画『透明人間』予告編 » 動画の詳細

 『ソウ』シリーズのクリエイターが、伝統あるユニバーサル・モンスターを現代に蘇らせる新作スリラー『透明人間』の日本公開が5月1日に決定し、透明になった元恋人の恐怖にさらされるヒロインの狂気を映し出す、予告編が公開された。

映画『透明人間』予告編

 H・G・ウェルズの小説を原作とする同名映画をはじめ、数多くの映像作品に登場してきた透明人間。この伝統的なキャラクターを、映画製作者として『アス』(2019)、『パージ』など、数々の名作ホラー/スリラーを手がけてきたジェイソン・ブラムがプロデュース。『ソウ』(2004)で原案・脚本を務め、2018年に発表した新感覚SFアクション『アップグレード』も話題を呼んだリー・ワネル監督が、新たなアプローチで映画化に挑んだ。

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 本作の主人公は、大富豪で天才科学者の恋人エイドリアンから、病的な束縛を受けている女性セシリア。彼女はある日、姉に協力してもらい、エイドリアンから決死の思いで逃走する。悲しみに暮れたエイドリアンは、財産の一部をセシリアに残して自殺するが、彼女はとても彼が自殺したとは信じられない。そして、身の回りで起きる不可解な出来事の数々。自分が「見えない何か」に襲われていると確信したセシリアは、周囲に危機を伝えようとするなかで、次第に正気を失っていく。

 予告編で映し出される、元カレが生きている証拠を見つけたと語るセシリアの表情は、狂気にとりつかれた人間そのもの。透明人間は実在するのか、それとも彼女の危険な妄想の仕業なのか。銃を持った警備員が見えない何かにたたきのめされる、透明人間の仕業としか思えない描写もあり、一筋縄ではいかない物語を予感させる。

 セシリアを演じるのは『アス』のエリザベス・モス。彼女の姉妹役で『キリング・グラウンド』(2016)のハリエット・ダイアー、そのほか『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)のオルディス・ホッジストーム・リードらが出演。ソシオパスの科学者エイドリアンは「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」のオリヴァー・ジャクソン=コーエンが演じる。(編集部・入倉功一)

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