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「ドラゴン桜」続編15年ぶり放送 伝説の弁護士・桜木が10年後の龍山高校で東大合格に導く

「ドラゴン桜」続編の主演を続投する阿部寛
「ドラゴン桜」続編の主演を続投する阿部寛

 阿部寛主演の大ヒットドラマ「ドラゴン桜」の続編が、今夏のTBS日曜劇場枠(毎週日曜夜9時~9時54分)で約15年ぶりに放送されることが10日、同局より発表された。前作ドラマの原作となった、三田紀房の漫画「ドラゴン桜」(2003年~2007年連載)の10年後を描く「ドラゴン桜2」(2018年より連載中)に基づくストーリーで、落ちこぼれの高校生たちを型破りな発想で東大合格に導く元暴走族の弁護士・桜木建二を阿部寛が続投する。阿部は続編に出演する心境を「前作から15年経って、再び桜木建二を演じさせていただくこととなりました。この15年で受験生や学校を取り巻く環境は大きく変わりました。当時の常識が、今は通用しません。そんな現代においても、バカとブスほど東大に行け! と、ひとつもぶれることなく生徒を指導する桜木の姿を信じています。今作も桜木なりの最短距離なやり方で、東大合格に挑んでいきます。ぜひご期待ください」と語っている。

【写真】阿部寛&ガッキー共演の2011年の映画

 2005年7月期の金曜ドラマ枠(夜10時~)で放送された前作では、倒産寸前・低偏差値の私立龍山高校にやってきた桜木が、超進学校に生まれ変わらせようと生徒と共に奮闘する姿が描かれ、東京大学合格のための“桜木メソッド”と呼ばれる勉強法が話題に。阿部が演じた歯に衣着せぬ物言いで学園に革命を起こす桜木が人気を博したほか、生徒役に山下智久長澤まさみ小池徹平新垣結衣らが名を連ねていた。

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 続編の舞台は前作から10年後の龍山高校。かつて偏差値30から東大合格者を出した龍山高校だが、桜木が去った後は下降の一途を辿り、桜木がその窮地を救うべく再び龍山高校からのオファーを受けるところから始まる。生徒のキャストは、現在1,000人に及ぶ応募の中から選考中だという。

ドラゴン桜
原作書影

 続編制作の背景にあるのは、変化しつつある大学受験制度。2019年度をもって「センター試験」が廃止され、2020年度には新たに「大学入学共通テスト」が行われることが発表されている。

 原作者の三田は「『ドラゴン桜』新作ドラマをお届けできることを、とても嬉しく思います。今の時代はITやSNSをフルに活用した勉強の仕方となり、受験の世界は15年前と比べて激変しています。それでも、子供たちが目標に向かって懸命に努力する姿は変わらない。何が変わり、何が変わらないのか、パート1と見比べるのも面白いのではないでしょうか。日曜日の夜、ご家族ご一緒に楽しんでいただければ幸いです」とコメント。ドラマプロデューサーは「パート1が放送された時、阿部寛さん演じる主人公・桜木の型破りながらも、愛情深く生徒に向き合う姿に心打たれたことを、今でも鮮明に覚えています。時代は変わっても、私たち現代人に『人』の力の偉大さを改めて考えさせてくれる人物であり、阿部さんが桜木建二を今回どのように演じるのか、今から楽しみで仕方ありません。2020年ならではの新しい受験ドラマを皆様にお届けできるよう、スタッフ・キャスト一同、頑張りたいと思います。夏の放送を楽しみにご期待ください」と視聴者に呼び掛けている。

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ドラゴン桜
2005年放送の前作「ドラゴン桜」より(C)TBS

 なお、本日より前作「ドラゴン桜」が、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で全話独占配信される。(編集部・石井百合子)

日曜劇場「ドラゴン桜2」(仮)は2020年夏、TBS系で放送(毎週日曜よる9:00~9:54)

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