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シネスイッチ銀座、今日から営業再開

休業期間を乗り越え営業を再開したシネスイッチ銀座(劇場提供)
休業期間を乗り越え営業を再開したシネスイッチ銀座(劇場提供)

 東京・銀座のミニシアター・シネスイッチ銀座(中央区銀座4-4-5 旗ビル)が、本日6月1日から営業を再開した。同館は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、4月8日から休館していた。

 再開にあたり、従業員は出勤前に体温検査を行い、接客時には、マスクおよびフェイスシールドを着用。ロビーにはアルコール消毒液を設置し、手指消毒を呼びかけるほか、カウンターには、飛沫感染予防でビニールカーテンを設置。入場口の取手、手すり、エレベーターのボタンなどの共用部も定期的に消毒する。

 当分の間、チケットの販売は当日上映分のみ。前後左右の間隔を空けての販売となり、インターネットチケット販売は上映当日の午前0:00から、劇場チケット売場では当日の開館時間からの販売となる。また、チケット売り場、ロビーカウンター等でも間隔を空けて並ぶように呼びかけるなど、感染予防策を徹底する。

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 現在は『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』『花のあとさき ムツばあさんの歩いた道』を上映。6月5日以降も『アンティークの祝祭』『お名前はアドルフ?』などの上映を予定している。

 1955年に銀座文化劇場1・2として開館し、1987年に2館のうち1館が洋画と邦画をスイッチして上映するシネスイッチ銀座に。1997年に「シネスイッチ銀座」としてリニューアルした。『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)の大ヒットなどでミニシアターブームに貢献。レディースデー割引(同館は毎週金曜日)を始めた映画館としても知られ、女性の視点を大切に、長年にわたって映画ファンに愛されている。(編集部・入倉功一)

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