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中村倫也『水曜日が消えた』初日にワクワク!胸を張って送り出せる作品

かっこよすぎる!『水曜日が消えた』が公開中の中村倫也
かっこよすぎる!『水曜日が消えた』が公開中の中村倫也 - (C) 2020『水曜日が消えた』製作委員会

 20日、中村倫也が主演を務めた映画『水曜日が消えた』(全国公開中)の配信舞台あいさつイベントが行われ、東京・渋谷のシネクイントに集まった観客に向けて中村が公開を迎えた心境を語った。

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 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同館の12時45分の上映会の観客だけが見ることができる1回限定の配信というかたちで舞台あいさつが行われた。観客に向けたサプライズとして映画館の座席には、中村が本作で演じている曜日ごとに入れ替わって暮らす“7人の僕”のパネルが設置された。その光景を見てファンからは歓喜の声が上がり、パネルと一緒にセルフィーで写真を撮影する姿もあった。

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 そして舞台あいさつが始まり、中村は公開を迎えた心境を聞かれると「非常にワクワクしています」とコメント。「楽しんでもらえる作品だと、胸を張って送り出せる作品なので、観に来てくれた方が楽しんで、帰り道に誰かに話したくなるような映画になっていたらいいなと思います」と続けた。

 長編映画デビューとなる吉野耕平が監督・脚本・VFXを担当した今作で、中村は“一人七役”に挑んだ。それでも「(プレッシャーは)ないですね。色々な経験をして、色々な人の背中を見ていく中で、役者としてだけではないかもしれないですが、人生観として、『背伸びしても、たかが知れている』と思っているので、緊張とか気負いとか、排除しています」といつも飄々として自然体の中村ならではの一面ものぞかせた。

水曜日が消えた
(C) 2020『水曜日が消えた』製作委員会

 石橋菜津美中島歩休日課長深川麻衣きたろうらが共演した本作。一人の人間の内側で曜日ごとに入れ替わって暮らしている“7人の僕”が主人公で、その中でも最も地味な火曜日の視点で物語が進んでいく。ある日の朝、目を覚ました火曜日は水曜日がいなくなっていることに気づく……。

 配信舞台あいさつの最後、中村は「きっと、(7人の僕は)どこかにいるかもしれません。映画が始まれば、皆さまもこの世界に入っていける。そういった作品になっていると思います。時間を忘れて楽しんでいただければ嬉しいです」とメッセージを送った。この日のイベントは映画ライターのSYOがMCを務めた。(編集部・海江田宗)

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