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映画秘宝・創刊25周年記念で「悪趣味洋画劇場」企画が復活!

表紙はガル・ガドット! 「映画秘宝」2020年9月号
表紙はガル・ガドット! 「映画秘宝」2020年9月号 - (C) 双葉社・オフィス秘宝

 4月に復刊した映画専門雑誌「映画秘宝」が21日、創刊25周年記念超特別号と銘打った9月号を発売、同士の原点ともいえる企画が復活した「悪趣味洋画劇場 2020」特集を展開している。

 「悪趣味洋画劇場」は、映画評論家の町山智浩田野辺尚人によって「映画秘宝」が創刊される前の1994年に発表された、秘宝の原点ともいえるムック本。休刊の憂き目にあいながらも、創刊25周年を迎えた「映画秘宝」にふさわしく、当時の内容に原点回帰しながら、令和の時代にアップデートも遂げるメモリアル特集となる。

 『JAWS/ジョーズ』をはじめ、先日死去が報じられたジョエル・シューマカー監督作品、モンド映画などを「悪趣味映画のレジェンド」として回顧。さらに新作『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』の公開が控えるダニエル・シャイナート監督(『スイス・アーミー・マン』)のインタビュー、ニコラス・ケイジの新作『カラー・アウト・オブ・スペース-遭遇-』などの新世代悪趣味映画を生み出すイライジャ・ウッドの制作会社スペクター・ヴィジョンの世界に至るまでを特集する。

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 また、全米だけでなく世界に広がる反差別運動 #BLACK LIVES MATTER 運動に関連した「保存版 ブラック・ムービー・ヒーローズ!」も掲載。黒人差別のリアルが描かれた映画を、ブラックカルチャーに詳しい識者が推薦するほか、スパイク・リー監督の最新 Netflix 映画『ザ・ファイブ・ブラッズ』も解説。コフィー、シャフト、ドールマイト、ブレイド、ブラックパンサー、キルモンガー、ジャンゴなど、30名以上のビジュアル武装図鑑ページなど、秘宝らしいスタイルでブラック・ムービー・ヒーローを紹介している。

 そのほか10月9日公開が控える『ワンダーウーマン 1984』のガル・ガドットや、4DX版が公開中の『機動警察パトレイバー THE MOVIE』の押井守監督による製作秘話などインタビューも多数掲載されている。(編集部・入倉功一)

「映画秘宝」2020年9月号は株式会社双葉社より発売中 定価:1,320円(税込み)

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