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『ハリー・ポッター』ダニエル・ラドクリフ、もう31歳!万能の死体役などぶっ飛びキャリアを振り返り

ふり幅がすごいダニエル・ラドクリフ
ふり幅がすごいダニエル・ラドクリフ

 本日7月23日はイギリス人俳優ダニエル・ラドクリフの誕生日! 11歳で映画『ハリー・ポッター』シリーズの主演を射止めたダニエルももう31歳になりました。『ハリー・ポッター』シリーズ(2001~2011)を終えてからの9年間、挑戦的な役柄に挑み続けてきた彼のキャリアを振り返りました。

【画像】超美少年!子役時代のダニエル・ラドクリフ

妻を亡くした子持ちの弁護士役『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』(2012)

ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館
CBS Films / Photofest / ゲッティ イメージズ

 19世紀末のイギリスを舞台にしたゴシックホラー『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』でダニエルが演じたのは、ある館を訪れたことで恐るべき呪いの連鎖に巻き込まれていく、妻を亡くした子持ちの弁護士。『ハリー・ポッター』シリーズ後の新たなキャリアの幕開けに本作を選んだ理由については「みんなが僕が出ているのを見たいと思うような、今までとは全く違ったタイプの映画で、とても独特であると同時に多くの人を引き付けることができる作品だったから」と説明しています。実はホラー映画が苦手というダニエルは「もし出演していなかったら、怖いから『ウーマン・イン・ブラック』も観ていないと思う」と笑っていました。

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突然角がニョキッと生えてきた男役『ホーンズ 容疑者と告白の角』(2013)

ホーンズ 容疑者と告白の角
Dimension Films / Photofest / ゲッティ イメージズ

 スティーヴン・キングの息子で作家のジョー・ヒルの小説を映画化したファンタジーサスペンス『ホーンズ 容疑者と告白の角』でダニエルが演じたのは、ある日突然、頭から角がニョキッと生えてきた男イグ。その角は対峙する相手に本音を語らせる“告白の角”であり、イグは角の力を使って恋人を殺した真犯人を突き止めようとします。奇想天外な役にもダニエルは「角を頭につけることについては、初めはうまくいくか心配だったけど、実際につけてみたらとてもかっこよくて気に入ったんだ」とノリノリ! 確かによく似合っています!

人気シリーズに悪役として参戦!『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(2016)

グランド・イリュージョン 見破られたトリック
Summit Entertainment / Photofest / ゲッティ イメージズ

 人気作『グランド・イリュージョン』の続編『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』でダニエルが演じたのは、マジシャン集団フォー・ホースメンの前に立ちはだかる天才ハイテクエンジニア。人気シリーズに敵役として参戦することになったダニエルは「こういう役は初めてだよ。英国人のワルも悪くない。役者として次に進むための通過儀礼かも」と語り、劇中で彼の父役を務めた名優マイケル・ケインは「わたしは悪役顔だが彼は違う。でも間違いなくわたしよりタチが悪い」とダニエルの悪役を評していました。

丸刈り&タトゥー姿でネオナチに潜入するFBI役『アンダーカバー』(2016)

アンダーカバー
Lionsgate Premiere / Photofest / ゲッティ イメージズ

 元捜査官の体験談を基にしたスリラー『アンダーカバー』でダニエルが演じたのは、爆弾製造を計画する白人至上主義のテログループへの潜入捜査を任されたFBI捜査官。潜入のために頭を丸刈りにするシーンでは、実際に髪の毛をそり落としており、ダニエルは「頭の形がデコボコじゃなかったから、上手く一発で丸刈りにできたんだ。すごく緊張して撮影したよ」と振り返っています。丸刈り&タトゥー姿になり、ドスの利いた声で威嚇するさまにはゾッ。

万能の死体役『スイス・アーミー・マン』(2016)

スイス・アーミー・マン
A24 / Photofest / ゲッティ イメージズ

 無人島で遭難した孤独な青年ハンク(ポール・ダノ)が文明社会に戻ろうと奮闘する姿を描いた奇想天外でエモーショナルなドラマ『スイス・アーミー・マン』でダニエルが演じたのは、ハンクの相棒となる、さまざまな便利機能を備えた死体。死体役にも「全くためらいはなかった」というダニエルは、森の中をハンクに背負われ引きずられ、体内に蓄えた雨水を勢いよく吐き出し、おならの勢いで水上バイク代わりになるシーンも自ら演じています。

両手を銃に改造されたオタク役『ガンズ・アキンボ(原題) / Guns Akimbo』(2019)

ガンズ・アキンボ
Courtesy of TIFF

 昨年のトロント国際映画祭でお披露目されたバイオレンスアクション『ガンズ・アキンボ(原題) / Guns Akimbo』でダニエルが演じたのは、ネットで煽りコメントを書き込む趣味があだとなり、身元を突き止められて両手を銃に改造されてしまったオタク。彼は強制的にデスマッチの参加者にされてしまい、その二丁の拳銃を武器に戦わざるを得なくなってしまいます。ダニエルは「僕のお気に入りは、派手なアクションシーンではなくて、最初の方でガウンのポケットに(“銃の手”で頑張って)携帯を入れるシーン。ちゃんと出来るまでにものすごい時間がかかったから(笑)。何テイクもやった。このシーンを観るたびに自分で自分に拍手喝采してしまう」と満足げに語っていました。

“木鍵”で脱獄した政治犯役!『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』(2020)

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵
(c) 2019 ESCAPE FP HOLDINGS PTY LTD, ESCAPE FROM PRETORIA LIMITED AND MEP CAPITAL, LP

 実話を基にした脱獄スリラー『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』でダニエルが演じたのは、反アパルトヘイト活動を行い、政治犯として投獄されてしまった南アフリカ人のティム・ジェンキン。脱獄のために選んだ手段は、木片で刑務所の鍵を複製すること。看守たちの監視の目をかいくぐりながら、鍵を作っては解錠を繰り返し、出口までの鍵を徐々に完成させていく緊張感に満ちた物語が、ダニエルのセリフに頼らない肉体的な演技で一層スリリングなものとなっています。9月18日に日本公開。(編集部・市川遥)

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