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齋藤飛鳥、山下美月&梅澤美波との信頼関係は「浅草のおかげ」

齋藤飛鳥「人生の分岐点になるくらい大きな作品」
齋藤飛鳥「人生の分岐点になるくらい大きな作品」

 乃木坂46齋藤飛鳥が24日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『映像研には手を出すな!』の公開記念前夜祭舞台あいさつに来場し、共演したグループの後輩である山下美月梅澤美波との間に生まれた信頼関係について語った。この日は3人とともに共演者の桜田ひより板垣瑞生赤楚衛二、そして英勉監督も来場した。

齋藤飛鳥が熱演!「映像研には手を出すな!」メイキング【写真】

 アニメ化も話題を呼んだ大童澄瞳の同名コミックを実写映画化した本作。個性豊かな3人の女子高校生が運命的に出会い、アニメ制作に奮闘する姿が描かれる。公開を明日に控え、いち早くスクリーンで映画を鑑賞できる機会となったこの日、キャストたちによる舞台あいさつの様子が全国の上映劇場にライブビューイングで生中継された。

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 アニメを愛する人見知りの主人公・浅草みどりを演じた齋藤は「ついに来た、というよりは、ついに来てしまったかという感じですが、今日はよろしくお願いします」とあいさつ。3人の掛け合いが見どころとなる本作だが、山下は「撮影前は正直、あまり仲良くなかった……というと語弊がありますけど」と切り出しつつ「私と梅澤は同期だけど、飛鳥さんは5年も先輩。役について話すことも少なかったんです。でも、過酷な撮影だったので3人でないと乗り越えられないことも多くて、知らず知らずのうちに仲も深まって。今では何でも話せる関係になりました」と振り返る。

 一方の齋藤も「私が気を遣わせてしまっているので、どうにかしないと、と思っていて。私が、というよりは(演じた)浅草に力を借りたという感じです。浅草氏モードになったら、子どもっぽくいられるし、2人に頼みごともできたし、浅草のおかげだといっても過言ではないです」としみじみ。ツッコミ役となる金森さやかを演じた梅澤は「何度も(齋藤の)頭を叩かせてもらいましたが、恐れ多すぎて叩けないので金森の力を借りました」と笑顔を見せた。

 そんな作品について英監督は「一生懸命みんなで作ったので、もう一回作りたい」と続編に意欲を見せる。すると齋藤は「撮影環境が劣悪だったので、暖かくて、ゆるやかな時間が流れるようなロケ地であればやりたいです」と冗談めかしつつも、「撮影している間も、人生の分岐点になるくらい大きな作品になるなと思いましたし、それを確信したのはキャンペーンの時でした。もともとの予定から公開が遅れたぶん、たくさんキャンペーンもやらせていただいて、その時間もまるっと大切な時間になりました。本当は浅草を演じている自分を観るのは照れくさくて独り占めしたいのですが、少しでもたくさんの方に観てもらいたいし、大切に思ってもらいたいなと。愛していただける作品になったらと思います」と付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

映画『映像研には手を出すな!』は9月25日より全国公開

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