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「孤独のグルメ」原作者の新作「こどものグルメ」テレ東でドラマ化!

「こどものグルメ」で主演を務める石井心咲
「こどものグルメ」で主演を務める石井心咲

 松重豊主演の人気ドラマで知られる、漫画「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之による新作漫画「こどものグルメ」が単発ドラマ化され、10月25日(午後4時~)にテレビ東京系で放送されることが明らかになった。

【画像】松重豊主演で人気「孤独のグルメ」

 電子書籍レンタルサイト「Renta!」で連載中の「こどものグルメ」(原作・久住昌之/作画・安倍吉俊)は、小学4年生の女の子が、子供ならではの自由奔放な発想で料理を作るさまを描くグルメ漫画。共働き家庭の長女で、食べることが一番の楽しみである主人公・蓬野杏(よもぎのあん)が、弟の栗(くり)との留守番中に、“大人の聖域”であるキッチンで、さまざまな料理を生み出していく。

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 杏を演じるのは、NHK大河ドラマ「西郷どん」や「天才テレビくんhello,」などに出演した、子役の石井心咲。自由で明るく、食べることが大好きな主人公という役どころに、「杏と自分がとても似ていて、すーっと役に入れました」という石井は「たくさんの方に見ていただき、笑顔になってもらえて『こどものグルメ』を真似してみたいって思っていただけるように頑張ります!!」と意気込む。

 原作者の久住は、まだ単行本化されていない新作のドラマ化に「ちょっと戸惑いましたが、ありがたく、うれしいです」と喜びを明かしながら、「このマンガは、今までの、いわゆるグルメからハミ出した『大人がちょっと顔をしかめるおいしさ』を描いています。牛乳にストローを入れて泡を立てて飲むの、大人は嫌がります。冷めて伸びたうどんをおいしいというと嫌がります。食パンを指でつぶして食べると、怒られます。ウズラの卵をいつまでも噛まないで口に入れていると、早く食べろと言われます。でも子供はおいしかったし、おもしろかった。そして大人も、実はそのおいしさや楽しさを、知っています。ボクはこのドラマが、大人の理屈や常識を吹っ飛ばし、子供が笑って、大人もついつい笑っちゃうものになればいいなぁ、と思います。『孤独のグルメ』と同じく、テーマ曲と劇中音楽を作って、応援したいと思います。どうぞよろしく」と期待をかける。

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 作画の安倍は、アニメのオリジナルキャラクターデザイン等でも知られる一方で、実写化は初めての経験。「オーディションの映像で自分の描いた漫画の場面が再現されているのを見て、新鮮な衝撃を受けました。きっと素晴らしいドラマになると思います。とても楽しみです」と期待を込めながら「原作をいただく度に『こんな料理(?)は自分では絶対思いつかないなあ』と驚きながら作画していると、時々、杏と同じ事を自分も子供の頃やっていた、と忘れていた記憶が蘇って不思議な気持ちになったりして、この驚きや不思議さを、ぜひドラマと、できたら漫画でも味わってみてください」と呼びかけている。

 杏の弟・栗役は千葉新が務めるほか、和田聰宏、遊井亮子らが出演。脚本は山崎洋平、監督は久住原作の「野武士のグルメ」「食の軍師」なども手掛けた瀬野尾一が務める。(編集部・入倉功一)

ドラマ「こどものグルメ」はテレビ東京系で10月25日放送(午後4時~午後4時55分)

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