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劇場版『Fate / stay night [Heaven's Feel]』最終章、全米10位デビュー

全米ボックスオフィス考

『劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] III.spring song」』が10位に初登場
『劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] III.spring song」』が10位に初登場 - (C) TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

 先週末(11月13日~11月15日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、3作の新作がランクインした。うち1作は日本のアニメーション『劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] III.spring song」』だ。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル105円計算)

『劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] III.spring song」』ギャラリー

 『劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] III.spring song」』は、ビジュアルノベルゲーム「Fate / stay night」の最終ルート「Heaven’s Feel(通称、桜ルート)」を3部作で劇場アニメ化した最終章。興行収入は20万ドル(約2,100万円)で、10位デビューを飾った。

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 その他の新作では、ジャッキー・チェンが主演を務めた中国のアクション映画『ヴァンガード(英題) / Vanguard』が7位、フェルメールの贋作をナチスに売って大金をせしめたオランダの英雄を描いたガイ・ピアース主演ドラマ『ザ・ラスト・フェルメール(原題) / The Last Vermeer』が9位だった。

 中身が入れ替わってしまった連続殺人鬼と女子高生の死闘を描いたホラーコメディー『ザ・スイッチ』は、興収128万1,150ドル(約1億3,452万円)で2週連続の首位を記録した。また、ティム・アレン主演コメディー『サンタクローズ』(1994)が再上映となり、5位にランクインしている。

 IndieWireによると、猛威を振るう新型コロナウイルスによって規制が強まり、先週末にオープンしていられた映画館は全体の約半数となる2,800館だったとのこと(その前の週は3,400館)。トップ10作品の興収の合計も、前回の1,030万ドル(約10億8,150万円)から530万ドル(約5億5,650万円)へと一層落ち込んだ。通常であれば、感謝祭の祝日に向けて大作が公開される週末であり、昨年同週末に公開された『アナと雪の女王2』は1作だけで興収1億3,026万3,358ドル(約137億円)を稼ぎ出していた。(編集部・市川遥)

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11月20日~11月22日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ザ・スイッチ』
2(3)『ザ・ウォー・ウィズ・グランパ(原題) / The War with Grandpa』
3(2)『レット・ヒム・ゴー(原題) / Let Him Go』
4(4)『カム・プレイ(原題) / Come Play』
5(初)『サンタクローズ』
6(5)『オネスト・シーフ(原題) / Honest Thief』
7(初)『ヴァンガード(英題) / Vanguard』
8(6)『TENET テネット
9(初)『ザ・ラスト・フェルメール(原題) / The Last Vermeer』
10(初)『劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] III.spring song」』

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