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三浦翔平『天外者』春馬さんとつくりあげた坂本龍馬

映画『天外者(てんがらもん)』で坂本龍馬を演じた三浦翔平
映画『天外者(てんがらもん)』で坂本龍馬を演じた三浦翔平

 自身初の時代劇となった映画『天外者(てんがらもん)』で幕末の偉人・坂本龍馬を演じた三浦翔平。主演の三浦春馬さんとともにつくりあげた今作の坂本龍馬について語った。

【動画】三浦翔平『天外者』への思いを語るインタビュー

 若き薩摩藩士・五代才助(後の友厚・三浦春馬)が日本の未来のために激動の時代を駆け抜け、実業家・五代友厚として大成していくさまを描き出す歴史青春群像劇。五代友厚の「想い」と「志」を次世代に継承するために市民有志が立ち上げた「五代プロジェクト」が映画化に向けて尽力した。『海難1890』『利休にたずねよ』などの小松江里子(脚本)と田中光敏(監督)が再びタッグを組んだ。

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 五代と龍馬は「よりよい日本の未来のため」という同じ志を持っている。三浦翔平は正式なオファーを受ける前に直接、春馬さんから本作について相談を受けた。「正式にお話をいただく前、春馬から『天外者』という映画があるんだけど僕が五代友厚を演じるから、翔平に坂本龍馬をやってほしいんだと言われたのが最初でした」

 春馬さんとの久々の共演が、三浦は楽しみで仕方がなかった。そしてともに『天外者』の坂本龍馬をつくりあげていった。

天外者
(C) 2020 「五代友厚」製作委員会

 「坂本龍馬を演じられるのは一生に一度あるかないかのこと。もちろんプレッシャーはありました。自分でもいろんなことを考えましたが、五代友厚を春馬が演じてくれたからできた龍馬だと思っています。自分にできることを一所懸命にやって自分なりの龍馬を演じました」

 「共演は10年以上ぶりでしたが、安心しかなかったです。プライベートも仲良くさせてもらっていたので、彼が何を求めているのかは、なんとなくわかる。心配なことはありませんでした。お互いを信頼していましたから」

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 撮影現場では、役衣装で実際に対面した時に、龍馬の衣装に入った”龍”のデザインを見た春馬さんから「かっこいいじゃん」と言われ「時代劇っていいよね」と語り合った。撮影後には食事に行き、春馬さんが探したお店でラグビーW杯をテレビ観戦して盛り上がった。そんな二人の関係性があらわれた五代と龍馬のシーンは「楽しさ」にあふれている。

三浦翔平

 春馬さんのこの作品に懸ける思い、「五代友厚という役を本気で演じたい」という思いを間近で聞いていた三浦は、「この作品を観た方たちの明日への活力、未来のために何か一つでもためになればいいなと思い僕たちは全力で映画をつくりました。春馬の、全力で演じた五代友厚を目にしっかりと焼き付けてほしいです」とメッセージを送っていた。(編集部・海江田宗)

映画『天外者(てんがらもん)』は公開中

三浦翔平、三浦春馬さんとの思い出を語る 映画『天外者』インタビュー » 動画の詳細
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