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中村勘九郎、10キロ増のリバウンド&コロナ太り ポケモン役で太い声生かす

今年の漢字は「太」 - 中村勘九郎
今年の漢字は「太」 - 中村勘九郎 - (C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokemon (C)2020 ピカチュウプロジェクト

 中村勘九郎が26日に行われた『劇場版ポケットモンスター ココ』の公開記念舞台あいさつに出席し、大河ドラマ撮影後のリバウンドとコロナ太りで「10キロ太りました!」と告白。しかし、そのおかげで本作ではキャラクターに合った太い声が出せたと振り返った。

【イベント写真】可愛いイラストも!中川翔子の今年の漢字は貴

 ポケモン映画シリーズ第23弾となる本作は、サトシとピカチュウが出会った人間の少年・ココと、父親としてココを育てた幻のポケモン・ザルードの親子愛を描き出す。この日のイベントには、ザルードに声を吹き込んだ中村とココ役の上白石萌歌のほか、山寺宏一中川翔子岡崎体育(音楽担当)、矢嶋哲生監督らも登壇した。

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 中村は「僕も劇中のザルードのように、カッコよく子どもの背中を押したいと思います」と親目線で本作の感想を語ると、「そのためには自分が輝き続けないといけないなと思うので、子どもたちにカッコいい背中を見せたいです」と意気込み。

 今年一年を振り返って、それぞれの「今年の漢字」を発表するコーナーでは「太」と回答すると、その理由を「昨年、大河ドラマでマラソンランナーの役をやりまして、糖質制限ダイエットというものをしていたんです。撮影が終わった後、糖質をたらふく摂るようになったら、大リバウンドし、さらにコロナ太りで10キロ太りました!(笑)」と説明。しかし、「太ったおかげでザルードのような太い声が出せるようになったので良かったかな? とは思っています!」と増量が役づくりに生きたことを明かしていた。

 一方、劇中のココとザルードの関係に、鹿児島から上京してくる時の自分と家族の姿が重なって見えたという上白石は、今年の漢字に「成」を選ぶと、「今年私が成人の歳だったということもあるんですが、今年は本当に色々なことがあって、大変な思いをされた方もたくさんいらしたと思うんですが、私自身多くのことを成し遂げられた年でした。そして、皆さんの健康や存在があってこそ、成り立つこともたくさんあったな……とも思ったので、3つの意味での『成』という漢字にさせて頂きました」とコメント。

 最後に上白石は、「映画を公開できる喜びをこんなに噛み締めたのは、本作が初めてです。この映画はどの世代の方も響くものがある作品だと思います。是非ポケモンの輪を広げていきましょう!」と呼び掛けていた。(編集部・吉田唯)

『劇場版ポケットモンスター ココ』は公開中

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