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6,000人から抜擢された新星・日向亘 藤原竜也の少年期役で圧倒的な存在感

映画『太陽は動かない』より高校時代の鷹野(日向亘)と同級生の詩織(南沙良)
映画『太陽は動かない』より高校時代の鷹野(日向亘)と同級生の詩織(南沙良) - (C) 吉田修一/幻冬舎 (C) 2020「太陽は動かない」製作委員会

 公開中の藤原竜也竹内涼真共演の映画『太陽は動かない』で、藤原演じる凄腕エージェントの高校時代に抜擢された16歳の新星・日向亘。6,000人を超えるオーディションを勝ち抜き、本作でスクリーンデビューを果たした彼の魅力に迫ってみた。

『太陽は動かない』予告編

 本作は、『悪人』『怒り』など映像化が相次ぐ人気作家・吉田修一のサスペンス小説を、『海猿』『MOZU』などのヒットメーカー、羽住英一郎監督が映画化。組織への忠誠のため心臓に爆弾を埋め込まれたエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)らが、次世代エネルギーに関する極秘情報を巡って各国のエージェントたちと命がけの頭脳戦を繰り広げる。約1か月にわたって行われたブルガリアでのロケ、藤原&竹内がノースタントでこなしたアクションなど、日本映画としては破格のスケールとなっている。

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 日向が演じるのは、まだエージェントになる前の鷹野。親に捨てられ弟を亡くし天涯孤独となった彼は秘密組織「AN通信」に拾われ訓練を受け、18歳の時にエージェントに志願することとなる。東京から転校してきた美少女・菊池詩織(南沙良)との淡い恋模様は、殺伐とした世界を描く本作の中で唯一心安らぐシーンとなっている。

 日向は、藤原、竹内と同じ事務所に所属。オーディションは2018年8月8日から2019年1月13日にかけて行われ、応募総数6,468人の中から役を射止めた。スクリーンデビュー作となった本作では、アクションシーンに臨むためトレーニングも行ったという。

 昨年は連続ドラマ「姉ちゃんの恋人」(カンテレ・フジテレビ系)で、有村架純演じるヒロインの弟(3兄弟の次男)を好演して注目を浴びた。(編集部・石井百合子)

藤原竜也x竹内涼真!映画『太陽は動かない』予告編 » 動画の詳細
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