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剣心デカッ!だけじゃない『るろうに剣心』IMAX上映レポート

IMAXでも上映される『るろうに剣心 最終章 The Final』
IMAXでも上映される『るろうに剣心 最終章 The Final』 - (C) 和月伸宏/集英社 (C) 2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会 IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation.

 先日、『るろうに剣心 最終章 The Final』(4月23日公開)のIMAX公開記念イベントがグランドシネマサンシャイン池袋で行われ、佐藤健武井咲新田真剣佑大友啓史監督がIMAX上映を体験。鑑賞後、佐藤は「もうIMAX一択!」と太鼓判を押していた。メディアも参加可能だった『るろうに剣心 最終章 The Final』IMAX上映についてレポートする。

【動画】『The Final』のIMAXについて語る佐藤健

 『るろうに剣心 最終章 The Final』は、映画『るろうに剣心』シリーズのフィナーレを飾る『最終章』2部作の第1作。佐藤健ふんする主人公・緋村剣心が、剣心の十字傷の秘密を知る最恐の敵・雪代縁(新田真剣佑)と激突する。謎につつまれた剣心の過去を描く『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(6月4日公開)も、IMAXで上映されることが決まっている。

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 「グランドシネマサンシャイン」のシアター12のスクリーン、常設のものとしては日本最大級のIMAXシアター(幅25.8メートル×高さ18.9メートル)で『るろうに剣心 最終章 The Final』が上映された。スクリーンに映しだされる剣心たちは、まるで「巨人」のようにデカく、その姿が目の前にまで迫ってくる。だが『るろうに剣心』IMAX版の魅力はそれだけではない。

 まずはなんといっても本シリーズならではの、アクションの迫力が何倍にも増幅されている。剣心たちの息づかいが耳元で聞こえ、『るろ剣』の世界に自分も入り込んでいるような「錯覚」に陥ってる中で展開されるアクションは、今まさに目の前で剣心たちが斬り合っているよう。目にもとまらぬ速さで剣を振る剣心に圧倒され、次に逆刃刀の餌食になるのは自分ではないかという恐怖すら感じた。

 また、大友監督をはじめとする映画スタッフたちの、本物へのこだわりをダイレクトに感じられるのもIMAX版の魅力のひとつだ。これまでの取材でキャスト陣からは一様に本作の「セットのつくりこみ」を讃えるコメントが出ていたが、細かくてリアルなセットや小道具には、まさかこんなところまでと何度も驚かされた。 IMAX版になることで粗が見えるどころか、通常の上映では伝わりきらないスタッフたちの“るろ剣愛”がそこにあった。

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 ほかにも、キャストたちの細かな表情の変化、エキストラの人たちの画面の奥の“さらに奥”での動き、剣心たちが着ている衣装の完成度、鳴り響く ONE OK ROCK の主題歌……などIMAX版の魅力は計り知れない。もちろん本作はIMAXではない通常の上映でも十分に楽しめる作品だ。そしてIMAX版のチケットは通常版よりも割高だが、その料金に見合った、いや、それ以上の価値を観客に体感させるだけのパワーが『るろうに剣心 最終章 The Final』にはある。(編集部・海江田宗)

佐藤健、新田真剣佑の“2mまつ毛”にくぎ付け!?スクリーンの大きさに「進撃の巨人みたい…」 映画『るろうに剣心 最終章 The Final』IMAX公開記念イベント » 動画の詳細
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