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走るゾンビの進化系!ザック・スナイダー、17年ぶりゾンビ映画で描く新たな恐怖

走って考えるゾンビがラスベガスで大暴れ!  『アーミー・オブ・ザ・デッド』のゾンビたち
走って考えるゾンビがラスベガスで大暴れ!  『アーミー・オブ・ザ・デッド』のゾンビたち

 ゾンビであふれる崩壊したラスベガスを舞台に、傭兵部隊による決死の大金強奪作戦を描くNetflixオリジナル映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』。同作で久々にゾンビ映画のメガホンを取ったザック・スナイダー監督が、クセ者揃いの傭兵軍団に匹敵する、個性的なゾンビ軍団の誕生について語った。

走る『ドーン・オブ・ザ・デッド』のゾンビたち

 ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロの傑作ゾンビ映画をリメイクした長編デビュー作『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)で、走るゾンビを登場させて話題を呼んだスナイダー監督。約17年ぶりとなるゾンビ映画への帰還にあたり「ゾンビをさらに進化させたいと思ったんだ」と明かす。

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 その言葉の通り、本作に登場するゾンビたちは、走るだけではなく、強力なリーダーによって統率され、独自のコミュニティーさえ形成しているように見える。このアイデアについてスナイダー監督は「群れる習性があるオオカミのような動物を思い出したんだ。互いにコミュニケーションを取るし、一緒に狩りもする。でも理を説くことはできない。オオカミの群れに囲まれたら、会話でその状況を切り抜けられはしないし、何があっても食べられてしまう。そういう存在にしたかったんだ」と語る。

傭兵たちの一攫千金の夢はかなうのか?『アーミー・オブ・ザ・デッド』より

 なかには体術を操る個体もおり、数に加えて技でも傭兵たちを苦しめるゾンビたち。「クラシックなヨロヨロ歩くゾンビもいるけど、ゾンビにもヒエラルキーがあって、ヨロヨロのゾンビの上には、俊敏に動くゾンビが位置しているんだ。彼らは早く動けることに加えて、ある程度考えることもできるし、叫んで他のゾンビを集めることもできる。ゾンビをもっと強い存在にして、これまでとは違う形で、恐怖の対象を作ってみたかったんだ」

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 そんなゾンビコミュニティーをまとめているのが、“ゼウス”というリーダー格のゾンビだ。スナイダー監督によると、ゾンビパニックにおけるペイシェント・ゼロ(最初の感染者)のような存在だといい「彼に直接噛まれると、クラシックなゾンビではなく“俊敏なゾンビ”が生まれる」とのこと。一方の傭兵軍団も『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のデイヴ・バウティスタ演じる主人公スコットをはじめ、屈強な個性派ぞろい。一攫千金を狙わんとする彼らと、進化したゾンビ軍団の勝敗も気になるばかりだ。(編集部・入倉功一)

Netflixオリジナル映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』は5月21日(金)より独占配信開始

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