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菅田将暉、月9初主演 22年1月クール「ミステリと言う勿れ」でアフロヘアーに変身して難役に挑戦

月9「ミステリと言う勿れ」で主演を務める菅田
月9「ミステリと言う勿れ」で主演を務める菅田 - (C)フジテレビ

 菅田将暉が、フジテレビ系22年1月クール放送の「ミステリと言う勿(なか)れ」で月9(毎週月曜夜9時~)枠の初主演を務めることが3日、明らかになった。原作は、田村由美の累計発行部数800万部を突破する同名漫画。菅田演じる天然パーマがトレードマークの主人公が、自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく、会話劇とミステリーを融合させたストーリーで、菅田は役づくりのため巨大なアフロヘアーに変身。菅田にとって、月9出演は「ラヴソング」(2016年4月期)以来約6年ぶり、フジテレビ系連続ドラマでの主演も初となる。菅田いわく「難役」で、「彼の髪型のように僕の脳みそが爆発する毎日でした」と撮影を振り返っている。

【写真】公開間近の『キャラクター』ではFukaseと共演!

 菅田は、今年1月に公開された主演映画『花束みたいな恋をした』が興行収入30億円を突破する大ヒットを記録し、現在、主演ドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系)が放送中。今後も『キャラクター』(6月11日公開)、『キネマの神様』(8月6日公開※ダブル主演)、『CUBE』(10月22日公開)などの主演映画を控え、飛ぶ鳥落とす勢い。これまでさわやかなイケメン役やコミカルな役、狂気的な役に至るまで、多種多様なキャラクターを変幻自在に演じて来た菅田が、本作で演じるのは天然パーマにコンプレックスを持ち、友だちも彼女もおらずカレーをこよなく愛する大学生・久能整(くのう・ととのう)。

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 整は社会で「当たり前のこと」として流されていることに常に疑問を持ち、とことん考え抜く性格で、膨大な知識と独自の価値観による持論をあざやかに展開。周囲で何が起きていようとも喋らずにはいられないため、「うざい、面倒くさい」と言われ続けて生きて来た青年だ。そんな整がある日、身に覚えのない殺人事件の容疑をかけられ、刑事たちから取り調べを受ける中、事件の裏に隠されたヒントや刑事たちが抱えている悩みの存在に気づいていく。そして、特に「事件を解決したい」という思いはないまま、「僕は常々思ってるんですけど……」と思いつくことをマイペースに話すうちに、いつのまにか事件の謎だけでなく、人の心まで解きほぐすことになる。

原作者によるイラスト

 撮影現場で菅田演じる整を目にした原作者の田村は「撮影現場にもお邪魔したのですが、“ああ…! 整が現実にいたらこんな感じなんだ!”ってもう整にしか見えず、どれほどの努力を重ね思考をめぐらせ、大量のセリフに向き合い髪の毛をもふもふにし(!)、真摯(しんし)な役作りをしてくださったんだろうとその素晴らしさと放たれる輝きに震える思いでした。本当にその存在感たるや…!」とコメント。

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 プロデュースの草ヶ谷大輔は「菅田さんと初めてお会いした際、“この原作だけは絶対にやりたいと思った”とおっしゃって頂き、原作の田村先生もまた“菅田さんの整くんが見たい”と相思相愛が実り、今回の企画が実現致しました」とオファー時を述懐。菅田の役づくりについて「これまで様々な役を演じてきた菅田さんですが、ここまで感情をストレートに出さない役は初めてだとおっしゃり、撮影前に田村先生に直接取材をした上で、久能整というキャラクターをひょう依させ、セリフの間や表情・仕草など、細部にこだわってこの難役に挑んでおります。菅田さんの並々ならぬ役に対する真摯(しんし)さに感服しております」と語っている。

 チーフ監督を務めるのは、「LIAR GAME(ライアーゲーム)」シリーズ、「トレース~科捜研の男~」(2019)、「信長協奏曲」(2014)、「鍵のかかった部屋」(2012)などの松山博昭。脚本を、松山とは本作が連続ドラマ5作目のタッグとなる相沢友子が担当する。

 主演・菅田将暉、原作者・田村由美、プロデュース・草ヶ谷大輔のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

菅田将暉

 ドラマ『ミステリと言う勿れ』久能整役を演じます。原作を読んだ時、衝撃でした。とにかく話が面白い。会話劇。文化、価値観、哲学。人間、人間、人間。日々見落としがちな寂しさを優しくすくい取っていく彼の生き様に一瞬で魅了されました。同じ魚座のA型、uの音で終わる名前という類似点もあり、勝手ながら運命を感じながら、一つ一つ丁寧に演じさせて頂きました。しかし、難役でした。彼の髪型のように僕の脳みそが爆発する毎日でした。ですが彼の思考は、きっと今この世界を豊かにしてくれると信じています。どうか少しでも皆さまの心が温かくなりますように。彼の少し長いおしゃべりに耳を傾けてもらえますように

原作・田村由美

 こんな幸せなことがあっていいんだろうか。自分にとって初めての実写ドラマ化、それがなんとフジテレビさんの月9、そしてその主演がなんと菅田将暉さん! 整(ととのう)役が菅田将暉さんです! 何度も声を大にして言いたい。感激です。撮影現場にもお邪魔したのですが、“ああ…! 整が現実にいたらこんな感じなんだ!”ってもう整にしか見えず、どれほどの努力を重ね思考をめぐらせ、大量のセリフに向き合い髪の毛をもふもふにし(!)、真摯(しんし)な役作りをしてくださったんだろうとその素晴らしさと放たれる輝きに震える思いでした。本当にその存在感たるや…! 
スタッフの皆さんも強力で最高です。作品をとても大切に扱ってくださってます。原作を応援してくださるかたにぜひ見ていただきたいですし、原作をご存じない菅田さんのファンのかたにも楽しんでいただけると思います。待ち遠しいです。作品にとって整にとってこれ以上はない幸運に恵まれました。このコロナ禍(か)に厳重装備で日々制作に携わっておられるすべてのかたに感謝いたします。よろしくお願いいたします!

プロデュース・草ヶ谷大輔(フジテレビ第一制作部)

 菅田さんが役作りのために髪をもじゃもじゃ頭(一般的にはポップコーンパーマと呼ぶそうです)にして下さった頃から、SNSなどで原作のファンの方々を中心に“『ミステリと言う勿れ』の整くんではないか!”とつぶやかれているのを目にして、早く皆さんにお知らせしたいとウズウズしておりましたが、ようやくこの日を迎える事が出来ました。そうです、カレーをこよなく愛する風変わりな天然パーマの大学生、久能整役を日本を代表する俳優、菅田将暉さんに演じて頂きます!私が田村由美先生の原作を初めて読んだ時、ミステリーとしての切れ味、面白さはもちろんのこと、主人公の整くんから発せられる、世の中で当たり前とされている考え方やルールを根底から打ち砕くような”目から鱗(うろこ)”な視点と哲学にハッとさせられ、同時に囚(とら)われていた既成概念から解き放たれるような不思議な感覚に陥っている自分がそこにはいました。菅田さんと初めてお会いした際、“この原作だけは絶対にやりたいと思った”とおっしゃって頂き、原作の田村先生もまた“菅田さんの整くんが見たい”と相思相愛が実り、今回の企画が実現致しました。これまで様々な役を演じてきた菅田さんですが、ここまで感情をストレートに出さない役は初めてだとおっしゃり、撮影前に田村先生に直接取材をした上で、久能整というキャラクターをひょう依させ、セリフの間や表情・仕草など、細部にこだわってこの難役に挑んでおります。菅田さんの並々ならぬ役に対する真摯(しんし)さに感服しております。既に撮影は進んでおりますが、菅田さんだからこそできる繊細な表現力によって、久能整から語られる魔法のような言葉やおしゃべりが、より魅力的に、説得力のある言葉へと変換され、視聴者の皆様の心へスッと入り込んでいくと確信しております。皆様も整くんと一緒に“当たり前にあるもの、ある言葉。なぜそうなのか、誰が決めたのか。考えて考えて考えて、そして、誰かに話してください” 【原作より引用】」

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