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平手友梨奈のとてつもないオーラ!『ザ・ファブル』でキーパーソン演じた理由

平手友梨奈
平手友梨奈 - (C) 2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会

 公開中の映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』でキーパーソンを演じる平手友梨奈の起用理由と魅力を、本作のプロデューサーである宇高武志が語った。

平手友梨奈、制服姿もカワイイ!【写真】

 南勝久による人気コミック「ザ・ファブル」を岡田准一主演で実写映画化した『ザ・ファブル』(2019)のシリーズ第2弾となる本作。佐藤アキラという偽名を使い一般人のフリをして生きる殺し屋のファブル(岡田)が、かつて救えなかった車椅子の少女・ヒナコ(平手)と再会し、因縁のある最凶の敵・宇津帆(堤真一)と対峙することになるさまを描く。

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 心に大きな闇を抱えるヒナコ役に平手を起用した理由について、宇高プロデューサーは、「ヒナコは、物語の鍵を握るキャラクターであり、主人公のファブルや宇津帆とも深く関わる重要な役どころ。江口(カン)監督や原作者の南先生とも相談をして、岡田さんや堤さんと対峙できる存在感と、ヒナコというキャラクターが持つ奥行きを表現できる方として、平手さんの才能にかけようと思いました」と説明する。

 直接平手と会い、ヒナコ役をオファーしたときのことを以下のように振り返る。「江口監督にも同席いただきました。最初に平手さんが会議室に入ってきたとき、とてつもないオーラを感じ、部屋の空気が変わったのを覚えています。今回の物語やヒナコという役に込めた思い、そして監督が考えるヒナコの描き方。それらの説明をじっと集中して聞いている姿が印象的でした。その打合せの帰りに監督から『ヒナコは絶対に平手さんでいきたい、彼女以外に考えられない』と強い手応えを感じたことを伝えられました。わたしも同じ気持ちでした。正式に出演が決まったときは、本当に嬉しかったです」

平手友梨奈
メイキングカット - (C) 2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会

 ヒナコ役に決定した平手は、真剣に役と向き合っており、「役に対する考え方はもちろん、髪型やメイクに至るまで、監督と平手さん双方で意見を出し合いながら決めていきました。小道具を決める際も、監督が『ヒナコだったらどれを選ぶ?』と聞いている場面も見かけました」と宇高プロデューサーは回顧する。

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 一方の平手は、「ヒナコを演じるのが本当に自分で良いのか不安はあるけど、ヒナコというキャラクターを多くの人に届けたいという気持ちで(オファーを)受けた」と語っており、映画冒頭のカーアクションのシーンでは、「なるべく自分で演じたい」と希望したそうだ。その言葉を受けた宇高プロデューサーは、「ヒナコが経験することをできるだけ自分も感じたいという平手さんの意図はすぐにわかったので、安全対策がとれるカットはできるだけ本人に演じてもらいました」と実際にアクションに挑んでもらったと振り返る。

平手友梨奈
平手友梨奈と堤真一 - (C) 2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会

 また、「最初は非常に緊張されていたのだと思いますが、慣れてくると、自分から共演者の方やいろんなスタッフに声をかけて積極的にコミュニケーションをとられていました。わたしにも、今回の作品のことはもちろん、1作目を本当に気に入ってくれていて、いろいろと話を聞いてくれました。いつの間にか皆から可愛がられる存在になっていて。そこはお会いする前のイメージと大きく違いました」と平手に対する印象に変化があったことも明かす。

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 そんな平手の役者としての魅力を宇高プロデューサーは、「自分に対して課しているものが非常に高い。ちょっとやそっとでは自分自身が満足しない。だからこそ、撮影に向けた準備も本当に入念ですし、撮影現場に入ってからもずっと、どうすればヒナコをより良く演じられるかを考え続け、監督やスタッフとも相談します。いいものを作りたいという思い。その自分自身の内なる声に対して、絶対に妥協せずにやりきる。そして監督からOKが出た後も、本当にこれで良かったのか、ベストを尽くせたのかと悩む。悩むからこそ、次のシーンではもっと頑張る。その姿勢です」とベタ褒めしていた。(編集部・梅山富美子)

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