赤楚衛二、特殊メイクで激変！『妖怪大戦争』本編映像公開
子役の寺田心が主演を務めた映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』（公開中）から、特殊メイクで妖怪の天邪鬼（あまのじゃく）にふんした赤楚衛二の姿を捉えた本編映像が公開された。
『妖怪大戦争』は1968年からの三部作、2005年の平成版と、時代を超えて注目を浴びてきた作品。令和版となる本作では再び鬼才・三池崇史監督がメガホンを取り、主人公・渡辺ケイ（寺田）が数奇な運命に導かれ、世界の存亡をかけた戦いに挑む姿を描き出す。
このたび公開された本編映像は、主人公のケイと天邪鬼が出会うシーンを切り取ったもの。過酷な冒険のなか洞窟で気を失ってしまったケイは「起～き～ろ～、風邪引くぞ～」という何者かの声で目を覚ますが、視線の先にはダッシュで迫りくる天邪鬼の姿が。驚きのあまり岩に頭をぶつけるケイに対し、天邪鬼は「頭打っちゃあバカになっちゃうぞ、バカになったら食べちゃうぞ！」と襲い掛かるが、勢い余って天邪鬼自身も頭を打ち付けてしまう様子が収められており、どこか間の抜けた憎めなさが垣間見えるシーンになっている。
甘いマスクを封印し、特殊メイクや独特の発声でこれまでのイメージを覆す天邪鬼役に挑んだ赤楚に対し、観客からは「ここまで本人を消せるんだ?! という驚き」「可愛らしさも滲み出ていて憎めないキャラクター!!」と絶賛の声があがっており、三池監督もその熱演ぶりを「目当てで来た方には申し訳ないぐらい、びっくりする。妖怪になりきっているので、みなさんも凄い役者だなと感じると思う」と称賛している。（須田璃々）
