多部未華子、『ボス・ベイビー』続編で洋画吹き替え初挑戦！

　俳優の多部未華子が、アニメーション映画『ボス・ベイビー』の続編『ボス・ベイビー　ファミリー・ミッション』（12月17日公開）で、洋画の吹き替えに初挑戦する。多部は今作から登場する新キャラクター、ボス・レディ役の日本語吹き替えを担当する。

予告編も公開！『ボス・ベイビー　ファミリー・ミッション』【動画】

　続編の舞台は、前作の25年後の世界。大人になったボス・ベイビーと兄ティムの元に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナが「ボス・レディ」として派遣される。「新たな任務を伝えに来たわ」と、疎遠だった2人をスーパーミルクで赤ちゃん返りさせ、兄弟2人組として潜入捜査に向かわせるボス・レディ。彼女は、古典的なボス・ベイビーとは違い、仕事とプライベートの両立を大切にするイマドキなボス。活発で型にとらわれず、バリバリ仕事をこなすキャラクターで、今作の鍵を握る重要な役どころとなっている。

　「とても可愛い作品に参加することができて嬉しいです」と喜ぶ多部。「ボス・レディのティナは愛嬌たっぷりで明るく元気なかっこいいボスなので、声を合わせるのがとても難しかったです」と苦労を明かしながら「初参加ということもあり緊張しましたが、たくさんの方に“楽しかった”と言っていただけるように頑張りました。映画館で観ていただけたら嬉しいです！」とメッセージを送っている。

　そんな多部についてドリーム・ワークスの制作者側からは、早口でたたみかけるようなセリフ回しの中に、成熟したボス・レディならではのキャラクターを入れ込む必要のある非常に難しい吹き替えにも関わらず、修正すべきポイントがない素晴らしい出来上がりで、期待以上に深みのあるキャラクターにしてもらうことができたと絶賛の声が寄せられている。

　多部のほか、ボス・ベイビー役のムロツヨシ、ティム役の宮野真守、ティムの長女タビサ役の芳根京子、ボス・ベイビー＆ティムの母親役の乙葉、父親役の石田明（NON STYLE）が日本語吹き替えキャストに名を連ねている。今回、本予告映像も公開された。（清水一）