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『ワイルド・スピード』ヴィン・ディーゼル、ロック様にシリーズ復帰を懇願

今度こそ雪解けか…? - 映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』でのヴィン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソン
今度こそ雪解けか…? - 映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』でのヴィン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソン - Universal Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『ワイルド・スピード』シリーズで主人公ドミニクを演じるヴィン・ディーゼルが、不仲問題が再燃しているロック様ことドウェイン・ジョンソン(ホブス役)に向けて、シリーズに復帰してほしいと懇願した。

【動画】ヴィン・ディーゼル、日本のファンに愛のメッセージ

 ヴィンとドウェインの確執が初めて報じられたのは、遡ること2016年。シリーズ第8弾『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)の撮影現場でプロ意識に欠ける振る舞いをしたヴィンを「チキン野郎」と批判し、大きな騒動に発展した。自身が主演するスピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』を進めたことで他キャストとの関係も悪化したドウェインだが、『スーパーコンボ』が公開された2019年、Instagramで「兄弟であるヴィンに『スーパーコンボ』をサポートしてくれたことを感謝したい」とメッセージ動画を投稿し、二人の不仲は解消されたかに思われた。

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 ところが、今年6月になって不仲問題が再燃。きっかけは、Men's Health 誌のインタビューにおけるヴィンの発言で、ドウェインに対して「(ホブスという難しいキャラクターを体現させるために)愛のムチを与える必要があった」と表現した。その発言を良く思っていなかったドウェインは、「あれは笑ったね。大声で笑った」と The Hollywood Reporter でバッサリ。『スーパーコンボ』続編の製作は進めるものの、ホブス役で第10弾およびシリーズ完結編の第11弾へ出演することはないと表明していた。

 ギスギスした関係が続くなか、ヴィンがついに動いた。現地時間7日、ドウェインがシリーズ入りした第5弾『ワイルド・スピード MEGA MAX』の場面写真をInstagramに投稿したヴィンは、ドウェインに次回作でシリーズに戻ってきてほしいと、以下のような長文で呼びかけている。

 「親愛なるドウェインよ……時は来た。世界はフィナーレとなる『ワイルド・スピード10』を待っている。お前も知っている通り、俺の子供たちは家で“ドウェインおじちゃん”と呼んでいるんだ。子供たちとお前が挨拶の言葉を送らなかったホリデーはない。時は来た。レガシーが待っている。数年前、俺はポール・ウォーカーとの約束を果たすとお前に伝えた。『ワイルド・スピード』は最高のフィナーレを迎えると、第10弾で証明できるだろう。俺は心から言いたい……。ホブスとして出演してくれ。シリーズから去らないでくれ。お前は重要な役割を担うんだ。ホブスを演じられるのはお前しかいない。難局を乗り越えて、お前が運命を全うすることを願っている」

 ヴィンの投稿には、ミア役のジョーダナ・ブリュースターも「いいね」を押して反応している。ヴィンの心からのメッセージに、ドウェインはどう反応するのか? シリーズ第10弾は2023年4月7日全米公開を予定しており、2022年1月より第11弾と合わせての撮影がスタートする。(編集部・倉本拓弥)

ヴィン・ディーゼル、日本の『ワイルド・スピード』ファンに愛のメッセージ!映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』インタビュー » 動画の詳細
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