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女子プロレスのヒール、ダンプ松本をNetflixでドラマ化 鈴木おさむ&白石和彌監督がタッグ

ダンプ松本本人
ダンプ松本本人

 1980年代に女子プロレスのヒールとしてカリスマ的な人気を博したダンプ松本の舞台裏が「極悪女王」のタイトルで、Netflixでドラマ化されることが9日、明らかになった。企画・脚本・プロデュースを放送作家、映画監督などマルチで才能を発揮する鈴木おさむ、監督を『孤狼の血 LEVEL2』のヒットも記憶に新しい白石和彌が務める。キャストや配信時期は発表されていない。

【写真】白石和彌監督の映画で話題を呼んだヒール

 1980年代の日本女子プロレスの栄光の時代に、クビ寸前だったのが日本史上最も有名なヒールとなったダンプ松本。しかし、その成功はレスラー仲間との友情を危うくし、悪質なファンの標的になってしまう。ドラマの企画の成り立ちは、鈴木が構成で参加していた番組にダンプ松本が出演した際、1980年代の女子プロレスの話をして「これはドラマになるぞ! しかも日本だけじゃなくて世界でも見られるドラマになるんじゃないか!」と思い立ったことから。白石監督いわく、「何者でもなかった少女たちがリングで血と汗と涙を流しながらやがて最高のベビーフェイスと最恐のヒールの女王に成長する物語」になるという。

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 自身の人生がドラマ化されるダンプ松本は「ヒール(悪役)がドラマ化されるなんて驚きました。 ましてや主役だなんて耳を疑ったほどです。なぜなら、ヒール(悪役)は常にベビーフェイス(善玉)ヒーローがスポットライトを浴びるための盛り上げ役。影に隠れた裏方の存在だったからです。今回この様な「極悪」に光を向けたドラマ化はすっごく嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいです。プロレスの神様が鈴木おさむさんに降りてきたのかな(笑)。どんなドラマになるか? めちゃくちゃ楽しみです。一度で良いからベビーフェイスに勝ちたいな(笑)」と期待を寄せている。

 鈴木、白石監督、ダンプ松本のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

Netflixシリーズ「極悪女王」は全世界独占配信

鈴木おさむ(企画・脚本・プロデュース)

 僕が構成で参加していた番組にダンプ松本さんが出演し、1980年代の女子プロレスの話をした時に、「これはドラマになるぞ!しかも日本だけじゃなくて世界でも見られるドラマになるんじゃないか!」と思い、企画を立て、「極悪女王」とタイトルを付けて、Netflixさんに提案させていただきました。白石監督で、最強のスタッフで、このドラマを大きなスケールで描くことが出来ることに興奮しております。こんな時代が日本にもあった!こんな戦いをしていた女性たちが本当に日本にもいた。熱すぎる物語に興奮していただきたいです。最強のダークヒーロー「極悪女王」、爆誕です!!

白石和彌監督

 80年代のダンプ松本を中心とした全日本女子プロレスを描くことに興奮しています。何者でもなかった少女たちがリングで血と汗と涙を流しながらやがて最高のベビーフェイスと最恐のヒールの女王に成長する物語です。レスラー達に紙テープを投げて絶叫した方々にも、極悪同盟にたくさんのカミソリを送った方々にも愛と尊敬を込めて作ります。世界に日本のプロレスを見せつけるべく、これ以上ないエンターテインメントとして産み落とします。

ダンプ松本

 ヒール(悪役)がドラマ化されるなんて驚きました。ましてや主役だなんて耳を疑ったほどです。なぜなら、ヒール(悪役)は常にベビーフェイス(善玉)ヒーローがスポットライトを浴びるための盛り上げ役。影に隠れた裏方の存在だったからです。今回この様な「極悪」に光を向けたドラマ化はすっごく嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいです。プロレスの神様が鈴木おさむさんに降りてきたのかな(笑)。どんなドラマになるか? めちゃくちゃ楽しみです。一度で良いからベビーフェイスに勝ちたいな(笑)。

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