『マトリックス』18年ぶり新作が首位！3日間で4億円超えのヒット

　キアヌ・リーヴス主演の大ヒットアクションシリーズの18年ぶりとなる新作『マトリックス　レザレクションズ』が、20日に興行通信社より発表された全国映画動員ランキングで初登場首位に輝いた。土日2日間で観客動員18万6,000人、興行収入3億円をあげ、初日から3日間の累計では動員27万6,000人、興収4億3,900万円をあげるヒットスタートとなっている。

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　『マトリックス　レザレクションズ』は、革新的な映像、アクションで社会現象を巻き起こすほどの大ヒットとなった3部作『マトリックス』 （1999）、『マトリックス　リローデッド』 （2003）、『マトリックス　レボリューションズ』 （2003）に続く新作。主演のキアヌのほかキャリー＝アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミスらが続投。新たにニール・パトリック・ハリス、ヤーヤ・アブドゥル＝マティーン2世、クリスティーナ・リッチらが出演する。

　先週首位でスタートを切った『あなたの番です　劇場版』は、土日2日間で動員14万9,000人、興収2億500万円をあげ2位。累計では間もなく動員70万人、興収10億円に達する。

　3位に、見た目は赤ちゃん、知能はおっさんの主人公が騒動を巻き起こすアニメの続編『ボス・ベイビー　ファミリー・ミッション』が初登場。ビジネスで成功を収めたボス・ベイビーと専業主夫になった兄の新たな試練が描かれる。日本語吹替版では、前作からボス・ベイビーをムロツヨシが続投するほか、多部未華子、芳根京子らが参加。土日2日間で動員11万7,000人、興収1億4,600万円を記録した。

　『仮面ライダー　ビヨンド・ジェネレーションズ』は土日2日間で動員9万7,000人、興収1億2,500万円をあげ4位のスタート。昭和・平成・令和を代表する歴代ライダーが登場する、仮面ライダー誕生50周年を記念した劇場版。『仮面ライダーリバイス』シリーズなどの前田拳太郎や『仮面ライダーセイバー』シリーズなどの内藤秀一郎、古田新太や中尾明慶のほか藤岡弘、の息子・藤岡真威人らが出演。

　5位の『ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が累計で動員96万人、興収14億円、6位の『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM Record of Memories』が動員111万人、興収35億円、9位の『そして、バトンは渡された』が動員120万人、興収15億円を突破している。

　今週は、芥見下々の大ヒット漫画に基づくアニメーション映画『劇場版　呪術廻戦 0』、人気スパイアクションのシリーズ3弾『キングスマン：ファースト・エージェント』、Netflixの大ヒットドラマ「イカゲーム」のイ・ジョンジェらが出演する『ただ悪より救いたまえ』などが公開される。（編集部・石井百合子）

【2021年12月18日～12月19日の全国映画動員ランキングトップ10（興行通信社調べ）】※（）内は先週の順位

1（初）『マトリックス　レザレクションズ』：1週目
2（1）『あなたの番です　劇場版』：2週目
3（初）『ボス・ベイビー　ファミリー・ミッション』：1週目
4（初）『仮面ライダー　ビヨンド・ジェネレーションズ』：1週目
5（2）『ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ』：3週目
6（3）『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM Record of Memories』：4週目
7（4）『ミラベルと魔法だらけの家』：4週目
8（5）『映画　すみっコぐらし　青い月夜のまほうのコ』：7週目
9（6）『そして、バトンは渡された』：8週目
10（7）『ラストナイト・イン・ソーホー』：2週目