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アニー賞『竜とそばかすの姫』が5部門ノミネート 作品賞候補に邦画3作

アカデミー賞長編アニメ部門にもエントリーされている『竜とそばかすの姫』
アカデミー賞長編アニメ部門にもエントリーされている『竜とそばかすの姫』 - (c) 2021 スタジオ地図

 現地時間21日、アニメ界のアカデミー賞とされる第49回アニー賞のノミネーションが発表され、細田守監督の『竜とそばかすの姫』がインディペンデント作品賞、監督賞、美術賞、アニメーション効果賞、脚本賞の5部門にノミネートされた。日本からは、明石家さんまが企画・プロデュースした『漁港の肉子ちゃん』、杉谷庄吾のコミックを原作とする『映画大好きポンポさん』もインディペンデント作品賞の候補に入っている。

【画像】目がくらむ美しさ!『竜とそばかすの姫』歌姫ベルの衣装

 インディペンデント作品賞は、アメリカでの上映館数が1,000館未満の作品、ストリーミング配信されている作品、もしくはASIFA(国際アニメーションフィルム協会)が公認している世界4大アニメーション映画祭での作品賞受賞作を対象とした部門。細田監督は2019年に『未来のミライ』で同部門を獲得しており、3年ぶりの受賞に期待がかかる。日本勢以外では、難民の男性を描く『フリー(原題) / Flee』と、日本の漫画を原作にした『ザ・サミット・オブ・ザ・ゴッズ(原題) / Summit of the Gods』がノミネートされた。

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 最多ノミネートは、ディズニー・アニメーション映画『ラーヤと龍の王国』で10部門。現在公開中の『ミラベルと魔法だらけの家』が9部門で後に続く。昨年は新型コロナウイルスの影響でバーチャル開催だった授賞式は、来年2月26日(現地時間)にカリフォルニア大学ロサンゼルス校のロイス・ホールで行われる予定となっている。(編集部・倉本拓弥)

第49回アニー賞作品賞のノミネーションは以下の通り

作品賞
『ミラベルと魔法だらけの家』
あの夏のルカ
『ラーヤと龍の王国』
SING/シング:ネクストステージ
ミッチェル家とマシンの反乱

インディペンデント作品賞
『竜とそばかすの姫』
『フリー(原題) / Flee』
『漁港の肉子ちゃん』
『映画大好きポンポさん』
『ザ・サミット・オブ・ザ・ゴッズ(原題) / Summit of the Gods』

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