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『シン・仮面ライダー』製作順調!東映、今年は創業以来最高の興行成績目指す

ラインナップ発表会に出席したLiLiCo、手塚治社長、荘口彰久
ラインナップ発表会に出席したLiLiCo、手塚治社長、荘口彰久

 3日、2022年東映ラインナップ発表会が都内で開催され、手塚治代表取締役社長が「今年は創業以来、最高の興行成績を出したい」とラインナップに自信をのぞかせた。この日は、MCとしてLiLiCo荘口彰久も出席した。

【動画】『シン・仮面ライダー』庵野秀明監督が作品への思い語る

 開口一番「自信があります。今年は大粒の豊穣の年です」と力強く語った手塚社長は、「今年は創業以来、最高の興行成績を出したい。さらに2022年を超えてしまうんじゃないかと思うぐらい2023年も大作が準備中です。2024年以降に向けたビッグプロジェクトも始動します」と大攻勢をかけることを宣言する。

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 2022年注目作の一つとして挙げられたのは、4月22日公開予定の『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』。集英社の伊能昭夫プロデューサーは、ポスタービジュアルに目を向けると「真ん中に孫悟飯、ピッコロがいるように、彼ら師弟が活躍する話になります」と語る。

 続いて8月6日公開予定の『ONE PIECE FILM RED』について、東映アニメーションの清水愼治プロデューサーは、作者の尾田栄一郎が総合プロデューサーを務めることに触れ「これまでの映画のなかで、最も尾田さんが作品に関わっています」と語ると、「尾田さんが前面に出て、谷口悟朗監督とのコラボによって、いままでとは違ったかなりグレードの高い『ONE PIECE』になると思います」と期待をあおった。

 またこの日は、2023年3月公開予定の『シン・仮面ライダー』の進捗も発表された。紀伊宗之プロデューサーは「現在、2023年3月の公開に向けて、膨大な制作過程を踏んでいます。僕も長くプロデューサーをしていますが、ここまでやるのか……と思うぐらいのこだわりです」と笑顔を見せると、「先日一回ざっと編集したものを見たのですが、俳優パートに関してはしっかりと撮れています。これからCGや音楽など、庵野秀明監督ならではの妥協のない姿勢で、どこまで追い込めるか、日々作業を行っています。庵野監督が、1971年のテレビシリーズへのリスペクトを持ちながらシナリオを書いているので、庵野風味を楽しみにしてほしい」と順調ぶりをアピールした。

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 また紀伊プロデューサーは『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』の「恐怖の村」シリーズに続く、新たなホラーシリーズを立ち上げることも発表。内容については明かされることはなかったが、「『恐怖の村』シリーズとは角度を変えたものをお届けしたい。撮影は今年の春から開始します」と進捗を述べていた。

 その他、実写映画では岡田准一主演の『ヘルドッグス』(2022年秋公開予定)、『ハケンアニメ!』(2022年5月公開予定)、水谷豊脚本・監督作『太陽とボレロ』(2022年6月公開予定)などのプロデューサー陣が作品への熱い思いを語っていた。(磯部正和)

『シン・仮面ライダー』新映像2種が初公開!庵野秀明監督が作品への思いを語る » 動画の詳細
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