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アカデミー賞まさかの落選…レディー・ガガ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督など

第94回アカデミー賞

レディー・ガガ
レディー・ガガ - Michael Ostuni / Patrick McMullan via Getty Images

 8日に発表された第94回アカデミー賞のノミネーション。濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が邦画初となる作品賞のほか、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門ノミネートという快挙を達成した一方で、ノミネートが有力視されながらまさかの落選となってしまった人々もいた。

【画像】豪華キャストが集った『ハウス・オブ・グッチ』

 主演女優部門では、第28回全米映画俳優組合賞(SAG)や第75回英国アカデミー賞(BAFTA)などの前哨戦にノミネートされてきた『ハウス・オブ・グッチ』のレディー・ガガがまさかの落選。リドリー・スコット監督の下にガガをはじめとした豪華キャストが集った『ハウス・オブ・グッチ』だが、メイク・ヘアスタイリング賞のわずか1部門ノミネートにとどまった。一方、SAGとBAFTAではスルーされてしまった『スペンサー ダイアナの決意』のクリステン・スチュワートが見事、自身初の主演女優賞ノミネートを果たしている。

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 『DUNE/デューン 砂の惑星』は10部門ノミネートを果たしながら、有力とみられていた監督部門でドゥニ・ヴィルヌーヴが落選。しかし、この部門では新たな歴史も作られており、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のジェーン・カンピオンが監督部門に初めて複数回ノミネートされた女性監督となったほか(1993年の『ピアノ・レッスン』に続き2度目のノミネート)、『ウエスト・サイド・ストーリー』のスティーヴン・スピルバーグが1970年代、1980年代、1990年代、2000年代、2010年代、2020年代と60年にわたって各年代で監督賞にノミネートされ続けた初めての人物となった(監督賞ノミネートはこれで8度目、うち2度受賞)。

 助演女優部門には、『ベルファスト』からカトリーナ・バルフではなくジュディ・デンチがノミネートされるという波乱も。歌曲部門では『ドント・ルック・アップ』のアリアナ・グランデキッド・カディが落選し、期待されていた『カモン カモン』『PASSING -白い黒人-』『英雄の証明』などは0ノミネートだった。(編集部・市川遥)

第94回アカデミー賞授賞式は、3月28日(月)午前7時30分よりWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて生中継

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