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上野樹里、TBS火曜ドラマ初主演 松重豊、田中圭らと共演で父娘のダブル婚活描く

左から磯村勇斗、田中圭、上野樹里、松重豊、井川遥
左から磯村勇斗、田中圭、上野樹里、松重豊、井川遥 - (C)TBS

 4月期のTBS火曜ドラマ枠(毎週火曜夜10時~10時57分)で、上野樹里主演の「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」が放送されることが16日、同局より発表された。上野演じるヨガインストラクターが、妻に先立たれた父と共に婚活にチャレンジする物語。父に松重豊がふんするほか、田中圭磯村勇斗井川遥が出演。オリジナル脚本を、「ダメな私に恋してください」(2016)、「あなたのことはそれほど」(2017)、「初めて恋をした日に読む話」(2019)などのTBS火曜ドラマを手掛けてきた吉澤智子が担当する。上野にとって連ドラ主演は「監察医 朝顔(第2シーズン)」以来、約1年ぶり。TBS火曜ドラマの主演は初、同局の連ドラ出演は日曜劇場「テセウスの船」以来、約2年ぶりとなる。

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 本作は、ヨガインストラクター・沢田杏花(さわだ・きょうか/上野)と、その父で2年前に妻に先立たれた辞書編纂(へんさん)者・沢田林太郎(さわだ・りんたろう/松重)が婚活を通し、娘は「誰かと共に生きること」を懸命に考え、父は「第二の人生」へ向かおうと奮闘するラブストーリー。TBS火曜ドラマ枠ではこれまで「逃げるは恥だが役に立つ」(2016)や「私の家政夫ナギサさん」(2020)などのヒット作が放送され、現在は清原果耶主演の「ファイトソング」が放送中だ。

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 上野演じる杏花は、母が他界した2年前に実家へ戻り、現在は父と2人暮らし。生徒の前では「心身ともに穏やかな暮らし」を送っているように取り繕っているが、実際の生活は穏やかさとは程遠く、いつもバタバタと何かに追われている。大雑把な性格のため身の回りのことや家事もとにかく雑で、同居中の父とはケンカが絶えない。自分の時間を自分のために使いたいのに、お荷物な父の面倒も見なくてはならず、おかげで結婚願望も薄い。そんな杏花が、父に巻き込まれる形で婚活をスタート。ヨガインストラクターという役を通して、呼吸法やヨガ哲学の数々も描かれるという。

 一方、松重演じる杏花の父・林太郎は、フリーで辞書の編纂をしている日本語学者で、24時間365日「言葉」のことを考えている日本語オタク。家のことは完全に妻に任せきりだったため日常生活能力が低く、同居中の娘・杏花をいつもイライラさせてしまう。妻を亡くしてからというもの、人生の活力を失いかけていたが、遺品整理で見つけた亡き妻からの離婚届をきっかけに一念発起し、第二の人生のパートナーを探すため、杏花を巻き込んだダブル婚活を思い立つ。

 杏花が起業セミナーで出会う東村晴太(ひがしむら・せいた)に田中圭。バツイチのシングルファザーで、7歳の息子と2人暮らしの設定。杏花と18年ぶりに再会する幼馴染の不破颯(ふわ・はやて)に磯村勇斗。晴太の息子が通う民間学童保育で指導員として働いている。林太郎が婚活パーティーで出会う46歳、独身の整形外科医・日向明里(ひなた・あかり)に井川遥。開業したクリニックも軌道に乗り、時間・経済力共に余裕のある生活で満たされた今、共に歳月を重ねるパートナーが欲しいと婚活を始める。

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 上野、松重、田中、磯村、井川、プロデュース・中島啓介吉藤芽衣のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

主演・上野樹里(沢田杏花役)

 今回のドラマは、父と娘がダブル婚活するということで、クスッと笑ってしまったんですけど、すごく面白いなと思いました。今の時代は、女性も働く中で、男性ともそれなりに新しい形を築いていけないとやっぱり難しいと思います。そういった現代の結婚観が描かれる中で、杏花自身もどのように変わっていくのか、楽しみながら演じたいです。今回ヨガインストラクターを演じるにあたって、ヨガというのは体が柔らかくなるだけではなく、不思議と心もほぐれていくような感じだということを知りました。外からの刺激があったり、不安になることも多い今、自分の内なる本当の安心とか、くつろげる場所がすごく重要かなと思うので、ドラマを見て一緒に家で体を動かしてもらったり、皆さんの心も少しでもほぐしたりすることができたらいいなと思っています。視聴者の皆さんがこのドラマを見て、明日また頑張ろうって前向きになれるようなドラマを目指していきたいと思いますので、ぜひ皆さんご覧ください!

田中圭(東村晴太役)

 恋愛ドラマは久しぶりなので、ドキドキしています。主人公の杏花との関係は見ていてモゾモゾするというか、どこか歯がゆい感じがあるので、きっと皆さんも応援したくなる2人じゃないかなと思います。上野さんとは久しぶりの共演となりますが、杏花と晴太の空気感を現場で一緒に作っていくのがとても楽しみです。いろいろな世代の方に共感しながら楽しんでいただける作品になればと思っています。

磯村勇斗(不破颯役)

 結婚観をテーマにしたこの作品に参加させていただくことで、「自分もそういう年齢になったんだ」と少し大人になった気持ちになりました。今回の役である颯のように、人の懐にスイスイ入っていくような人物を演じることも今までなかったので、僕にとって新たな扉を開く作品になる気がしています。恋愛や結婚に対する自分の価値観とも向き合いながら、撮影に臨みたいと思っています。現代を描いたラブストーリーとして皆さんの心に届く作品になればうれしいです。

井川遥(日向明里役)

 今回演じる明里は、強くプロフェッショナルな顔も、脆くて未熟なところもあって等身大のリアルな女性像に共感する部分が多いです。それぞれの世代の恋愛観や価値観が混じり合い、これからどんな風に変化していくのか……。オリジナルのストーリーの行方を私自身とても楽しみにしています。ぜひご覧ください。

松重豊(沢田林太郎役)

 辞書の編纂者というとだいたい堅物と言われている人だというイメージですが、意外とそうでもなくて。今の時代に使われている言葉を用例採集に行くということがあるのですが、そこに何か「今」と向き合っている姿勢みたいなものが垣間見えて、僕としては非常に興味がある仕事ですね。父と娘の“ダブル婚活”ということで、年代差を超えた、ちょっと覗いてみたくなるような様々な恋愛模様が描かれていくと思います。このドラマが“持続可能”になるかは視聴者の皆様にかかっています! ぜひご覧ください。

プロデュース 中島啓介・吉藤芽衣

 今という時間を大切にするということ。このドラマは、そんな思いを胸に秘め、人生の一歩を踏み出す登場人物たちの物語です。自分の描いた幸せにたどり着くために真っ直ぐな娘、人生まだまだこれから! と婚活にチャレンジする父。そしてそんな父娘を動かしていくことになる、世代も価値観も結婚観も、全くバラバラな人間たち。そんな彼らが「誰かと共に生きる」ことの一歩を踏み出した先には、面倒くさい出来事や予定通りにいかないこともありますが、あたたかい優しさと、真っ直ぐな愛で溢れています。スタッフキャスト一同、一生懸命創っていきますので、春の火曜日の夜を楽しみにしていただけたら幸いです。

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