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実写版「カウボーイビバップ」スパイク俳優、打ち切りに「がっかり」

実写ドラマ版「カウボーイビバップ」Netflixで独占配信中
実写ドラマ版「カウボーイビバップ」Netflixで独占配信中

 Netflixで配信され、1シーズンで打ち切りとなった実写ドラマ「カウボーイビバップ」で、主人公のスパイク・スピーゲルを演じたジョン・チョーが、The Hollywood Reporter のインタビュー内で番組に対する思いを語っている。

【画像】原作そのままの衣装!実写ドラマ版「カウボーイビバップ」

 「カウボーイビバップ」は、日本の人気アニメを原作に、未来の太陽系で、賞金首を追って宇宙を駆ける“カウボーイ”(賞金稼ぎ)たちを描くSFアクション。スパイク役のジョン・チョーのほか、ジェットをムスタファ・シャキール、フェイをダニエラ・ピネダが演じ、オリジナルシリーズを象徴する作曲家・菅野よう子も参加するなど、期待が寄せられていた。

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 今年で50歳になるジョンは、スパイク役のためトレーニングに励み、年齢を感じさせない肉体とアクションを披露。撮影中のケガやコロナ禍による撮影中断を経て完成にこぎつけ、昨年11月にシーズン1が配信されたが、それから1か月とたたずに打ち切りが決定、実写版の出来は賛否両論で、期待された視聴者数を獲得できなかったためだと報じられている。

 人生をかけて「カウボーイビバップ」に取り組んでいたというジョンは、「撮影中に負傷し、手術のため、1年間休んでリハビリに専念し、戻って番組を完成させたんです。あのケガの治療は、僕にとって大きな山を登るようなものでした」と苦労を振り返る。本作のため、家族と撮影地のニュージーランドにも移り住んでいたといい、「人生の一大イベントが突然終わってしまったんです。本当にショッキングな出来事で、がっかりしました」と、打ち切りへの正直な気持ちを明かした。

 ただ、インターネット上では、番組を楽しんだファンによるシーズン2を希望する声もあがっており、「(ファンからの)反応に、とても温かな気持ちになりました」というジョンは「みんなに連絡をとって、ハグさせてもらえればいいのに。今はできないけどね」と感謝。「気にかけてくれる人がいることに、心から感謝しています」と語っている。(西村重人)

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