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ジョニー・デップ製作、伝説的シンガーの破天荒パンクドキュメンタリー公開決定

伝説的シンガーの破天荒な人生!
伝説的シンガーの破天荒な人生! - (C) The Gift Film Limited 2020

 伝説のパンク・バンド「ザ・ポーグズ」の天才シンガーであるシェイン・マガウアンの人生に迫るドキュメンタリー映画『Crock of Gold : A Few Rounds with Shane MacGowan(原題)』の邦題が、『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』に決定し、6月3日より公開されることがわかった。

【写真】歯がボロボロ!?『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』場面写真

 本作は、爆弾発言だらけのシェインのインタビュー映像に加え、貴重なライブ映像や、イラストレーターのラルフ・ステッドマンによるアニメーションを交えながら、彼の半生を赤裸々に描いたドキュメンタリー映画。音楽ドキュメンタリーの巨匠ジュリアン・テンプルがメガホンを取り、シェインの30年来の友人であるジョニー・デップが製作を務める。第68回サン・セバスチャン国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。

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 シェインは、5歳から飲酒、競馬、タバコを嗜み、10代で移住したロンドンでドラッグ地獄に転落。そこから這い上がるように始めたバンドで、絶大な人気を集め、瞬く間にイギリスロック界のスターになった人物。その人生は壮絶で、ライブ中に泥酔して退場、素行が悪すぎてバンドから追放、長年にわたる酒と薬の濫用で50歳にして全歯を失うなど、破天荒な事件を連発してきた。ジョニーは、シェインについて「20世紀の最も重要なアーティストの一人であり、人々に愛された詩人でもあるシェインの決定版な映画を製作できることを光栄に思います」とコメントを寄せた。

 あわせて公開されたポスタービジュアルには、「みっともねえ最高の人生」というキャッチコピーとともに、酒とたばこを手にしたイエス・キリスト風のシェインのイラストが描かれている。また、同じく公開された場面写真には、ボロボロになった歯を見せながら不敵な笑いを浮かべる姿や、マイクを握りしめて歌う若かりし頃の姿など、シェインの人となりを垣間見ることができるシーンが切り取られている。(今井優)

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