『ザ・バットマン』など新作4本が初登場 『余命10年』は平日も好稼働で2位キープ
映画週末興行成績
3月12・13日の土日2日間の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争（リトルスターウォーズ）2021』が2週連続で首位を獲得した。2日間で観客動員22万9,000人、興行収入2億8,100万円をあげ、累計では動員66万人、興収8億円を突破。新作では、3位の『TENET テネット』のロバート・パティンソン主演のDC映画『THE BATMAN－ザ・バットマン－』をはじめ『ウェディング・ハイ』『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』『JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-』の4本がランクインした。
先週2位でスタートを切った『余命10年』は2日間で動員17万人、興収2億2,700万円で、先週の順位をキープ。平日の好稼働で、累計では「ドラえもん」を上回り動員72万人、興収9億円を突破している。
初登場3位の『THE BATMAN－ザ・バットマン－』は、2日間で動員15万2,000人、興収2億4,700万円。初日から3日間の累計では動員23万人、興収3億7,000万円超え。主人公のバットマン＝ブルース・ウェインをロバート・パティンソンが演じるほか、ゾーイ・クラヴィッツ、ジェフリー・ライト、ポール・ダノらが出演。監督は『クローバーフィールド／HAKAISHA』『猿の惑星：聖戦記（グレート・ウォー）』などのマット・リーヴス。
他新作では、5位に『ウェディング・ハイ』。マルチに才能を発揮するお笑い芸人・バカリズムのオリジナル脚本を、『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が映画化。ある結婚式の内幕を、篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、中尾明慶、向井理、高橋克実ら豪華な顔ぶれで描く。6位に、2010年に放映された平成仮面ライダーシリーズ第12作「仮面ライダーオーズ」の10年ぶりとなる新作『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』。8位に、グローバルボーイズグループ「JO1」のデビューからの2年間を追ったドキュメンタリー『JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-』。
今週は、『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる若杉公徳の漫画を伊藤英明主演で実写映画化する『KAPPEI カッペイ』、大ヒットミュージカルアニメの続編『SING／シング：ネクストステージ』、『東のエデン』シリーズや『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズなどの神山健治監督の新作『永遠の831』、特撮ドラマ「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」の完結編『ウルトラマントリガー エピソードZ』、ベストセラー児童書を原作にしたアニメの劇場版第4弾『映画おしりたんてい シリアーティ』などが公開される。（編集部・石井百合子）
【2022年3月12日～3月13日の全国映画動員ランキングトップ10（興行通信社調べ）】※（）内は先週の順位
1（1）『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争（リトルスターウォーズ）2021』：2週目
2（2）『余命10年』：2週目
3（初）『THE BATMAN－ザ・バットマン－』：1週目
4（3）『劇場版 呪術廻戦 0』：12週目
5（初）『ウェディング・ハイ』：1週目
6（初）『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』：1週目
7（4）『愛国女子－紅武士道』：4週目
8（初）『JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-』：1週目
9（6）『あんさんぶるスターズ!! -Road to Show!!-』：2週目
10（7）『牛首村』：4週目
