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『ファンタビ』3弾、圧倒的な強さで首位!3日間で10億円突破

映画週末興行成績

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』 - (C) 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World TM Publishing Rights (C) J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and (C) Warner Bros. Entertainment Inc.

 4月9日・10日、土日2日間の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、エディ・レッドメイン演じる魔法動物学者を主人公にしたシリーズの第3弾『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が土日2日間で観客動員50万4,000人、興行収入7億8,600万円をあげ、圧倒的な強さで首位を獲得した。そのほか新作では、赤楚衛二町田啓太共演の人気ドラマの劇場版『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』が6位、ドラマ化もされた重松清の小説を阿部寛北村匠海の共演で映画化する『とんび』が7位にランクインした。

【写真】ジョニデからマッツに交代 グリンデルバルド

 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は『ハリー・ポッター』シリーズの原作者であるJ・K・ローリングが脚本として参加。魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ)とダンブルドアや魔法使い仲間、マグルが協力し、魔法使いグリンデルバルドと戦う。若き日のダンブルドアにジュード・ロウ、グリンデルバルドにマッツ・ミケルセンがふんするほか、ダン・フォグラーカラム・ターナージェシカ・ウィリアムズらが出演。監督は、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』以降の全シリーズを手がけるデヴィッド・イェーツ。初日から3日間の累計では動員68万人、興収10億円を突破している。

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 初登場6位の『チェリまほ THE MOVIE~』は、200万部突破の豊田悠による人気コミックを原作に、200以上の国や地域で視聴された人気ドラマの劇場版。人の心が読める魔法を手に入れたさえないサラリーマン・安達清(赤楚)とエリート同期・黒沢優一(町田)、恋人同士になった2人のその後を描く。7位の『とんび』は、阿部寛が『護られなかった者たちへ』に続いて瀬々敬久監督とタッグを組んだドラマ。昭和37年、瀬戸内海に面した備後市を舞台に、妻を失った男(阿部)と息子(北村)の絆を描く。

 公開から3週連続で首位だった『SING/シング:ネクストステージ』は2日間で動員10万9,000人、興収1億4,600万円でワンランクダウンも、累計では早くも動員204万人、興収25億円を突破。『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021』は3位をキープし、累計では動員200万人、興収23億円を突破した。ほか既存作品では5位の『余命10年』が累計動員204万人、興収25億円を突破。先ごろ米アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』は、34週目にして10位と健闘。『劇場版 呪術廻戦 0』は圏外となるも動員956万人、興収134億円を突破し、『アナと雪の女王2』を抜いて歴代興収ランキング18位となっている。

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 今週は、青山剛昌の漫画を原作にしたアニメの劇場版シリーズ第25弾『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』、井浦新成田凌が共演した『ニワトリ★スター』(2018)の設定を一新して描くロードムービー『ニワトリ☆フェニックス』、北欧フィンランドに暮らす少女が見つけた謎の卵を巡るホラー『ハッチング-孵化-』などが公開される。(編集部・石井百合子)

【2022年4月9日~4月10日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(初)『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』:1週目
2(1)『SING/シング:ネクストステージ』:4週目
3(3)『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021』:6週目
4(2)『映画 おそ松さん』:3週目
5(5)『余命10年』:6週目
6(初)『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』:1週目
7(初)『とんび』:1週目
8(4)『モービウス』:2週目
9(9)『東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ』:2週目
10(6)『ドライブ・マイ・カー』:34週目

【4月11日20時45分】お詫びと訂正:初出時のデータに一部誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。

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