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『カメラを止めるな!』リメイク、7月15日公開決定!予告編にオリジナル版キャストも登場

オリジナル版を踏襲したポスタービジュアル
オリジナル版を踏襲したポスタービジュアル - (C)2021 - GETAWAY FILMS - LA CLASSE AMERICAINE - SK GLOBAL ENTERTAINMENT - FRANCE 2 CINEMA - GAGA CORPORATION

 日本で社会現象になった上田慎一郎監督のゾンビ映画『カメラを止めるな!』のフランスリメイク版が、『キャメラを止めるな!』の邦題で7月15日より公開されることが27日、明らかになった。リメイク版の舞台は『カメラを止めるな!』の劇中劇が世界中で大ヒットした世界になっており、予告編にはオリジナル版で現場を混乱に陥れたおかっぱ頭のプロデューサーを好演した竹原芳子も登場している。

【動画】オリジナル版のキャストも!『キャメラを止めるな!』予告編

 本作は2018年に監督、キャストともに無名ながら観客動員数220万人・興行収入31億円を突破するヒットを記録したゾンビコメディー映画のリメイク。第84回アカデミー賞で作品賞をはじめ5部門で受賞した『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督がメガホンをとり、オリジナル版で濱津隆之が演じた主人公の映画監督にフランスの人気俳優ロマン・デュリス。その妻を『アーティスト』にも出演したベレニス・ベジョが演じる。

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 リメイク版では、ロマン演じるフランス人監督(オリジナル版と同じくアロハシャツ姿)が「山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影が進められていたが俳優たちの下手な演技にキレた監督が、本物のゾンビを召喚してクルーを襲わせ、超リアルな映像をモノにする!」という日本で大ヒットした映画のリメイクを、30分間生放送・カメラ1台でワンカット撮影するという難題に挑むことに。現場には、監督志望だが純粋すぎて空気の読めない彼の娘と、熱くなると現実とフィクションの区別がつかない妻も加わって大混乱。問題ばかりの製作チームが、全く話のかみ合わない日本人プロデューサーとバトルを繰り広げながら撮影に奔走していく。

『カメラを止めるな!』でクセモノプロデューサーを演じた竹原芳子(中央)も出演

 予告編は、オリジナル版の冒頭と同じくゾンビ映画のクライマックスで監督が女優を罵倒するシーンからスタート。オリジナル版で製作チームに無茶ぶりするプロデューサーを演じた竹原芳子が、映画『カメラを止めるな!』の劇中劇「ONECUT OF THE DEAD」のリメイク企画を依頼するプロデューサーとして登場。「ワンカットで30分生放送」という無茶ぶりを、「やっていただけますか?」と笑顔で無茶ぶりする彼女に、主人公の監督が困惑する様子も。ラストは、いち早く本編を鑑賞した上田慎一郎監督から「そうきたか!新たなキャラ、新たなトラブル、新たな展開…。アツアツのリメイクに、本物の涙が溢れ出ました」とコメントも寄せられている。

 本作は、来月開催される第75回カンヌ国際映画祭でオープニング作品としてプレミア上映される。(編集部・石井百合子)

大ヒットゾンビ映画を仏でリメイク『キャメラを止めるな!』予告編 » 動画の詳細
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