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ライアン・ジョンソン監督の新たな『スター・ウォーズ』3部作企画、保留に

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のセットでのライアン・ジョンソン監督ら
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のセットでのライアン・ジョンソン監督ら - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)のライアン・ジョンソン監督が手掛ける『スター・ウォーズ』シリーズの新たな3部作の企画は、現在、保留状態だという。ルーカスフィルムの社長キャスリーン・ケネディが Vanity Fair に明かした。

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 ジョンソン監督による新たな3部作の企画は、『最後のジェダイ』の公開を翌月に控えた2017年11月にルーカスフィルムが発表。「エピソード~」として描かれてきたスカイウォーカーのサーガとは別物で、これまで『スター・ウォーズ』シリーズで探究されることのなかった新しいキャラクターたちが登場すると明かされた。また、ジョンソン監督は新たな3部作全体の舵を取るほか、第1部の監督・脚本も担当するとされていた。

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 発表から5年がたとうとしているが、一体現状はどうなっているのか? 答えは「保留」状態だ。ケネディは「ライアンは『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』シリーズ、そしてNetflixと結んだ契約のため、信じられないほど忙しくしているんです」と『スター・ウォーズ』の新たな3部作に取り掛かれる状態ではないと説明。ジョンソン監督は昨年、『ナイブズ・アウト』第2弾、第3弾をNetflixの下で制作する契約を結んでおり、第2弾は今年配信予定だ。

 また、当初は“ジョンソン監督による新たな3部作”とされていたが、近年は映画のその後を描く「マンダロリアン」「オビ=ワン・ケノービ」をはじめとしたドラマシリーズに力を入れていることもあり、その呼称には違和感があるというケネディ。「もはや“3部作”という言葉を使うことには抵抗があります。なぜなら『スター・ウォーズ』は継続的で途切れることのないストーリーなのですから」と語っている。

 今後の『スター・ウォーズ』映画としては、『ジョジョ・ラビット』や『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督が手掛ける新作が最初に公開されることになるもよう。『ワンダーウーマン』シリーズのパティ・ジェンキンス監督がメガホンを取る『ローグ・スクワドロン(原題) / Rogue Squadron』の制作は昨年、無期限延期が報じられていた。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギがプロデュースする新作については、ケネディは「彼がどんな映画を思い付くのか、本当に見てみたいです。ただ現時点では、具体的には進んでいません」と明かしている。(編集部・市川遥)

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