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スター・ウォーズ「マンダロリアン」リアル衣装&セットがセレブレーションで展示

スターファイターにはしっかりディンとグローグーも搭乗
スターファイターにはしっかりディンとグローグーも搭乗

 現地時間26日からアメリカ・アナハイムで開催された『スター・ウォーズ』の公式ファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」内で、実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」や「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」の撮影に使用されている衣装や小道具を展示する「マンダロリアン・エクスペリエンス」が実施された。

全て本物!「マンダロリアン・エクスペリエンス」フォトギャラリー

 「マンダロリアン」は、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』の5年後を舞台に、戦闘集団マンダロリアンの戦士ディン・ジャリンと、神秘の力を秘めた子供グローグーの旅を描くドラマシリーズ。現在、ディズニープラスでシーズン2まで配信されており、二人の活躍は、別のスピンオフドラマ「ボバ・フェット」でも描かれた。

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 展示の開催は、「マンダロリアン」の仕掛け人であるジョン・ファヴローデイヴ・フィローニが、26日に行われた、ルーカスフィルムの新作発表プレゼンテーション内でサプライズ発表。壇上でファブローは、コロナ禍であらゆるエンターテインメントが打撃を受け、セレブレーションも2019年のシカゴ以来の開催となったことに思いを馳せ「ロックダウンが始まって、パーク(ディズニーランドなど)も閉鎖された状況でも、『スター・ウォーズ』ファンの皆さんは、ディズニープラスにやってきてくれました。皆さんが成功に導いてくれたのです」とファンに感謝。そのうえで、今回の展示について「皆さんのために、できるだけ多くの小道具やセット、衣装や乗り物をアナハイムまで持ってきました」と語った。

 展示の中心となったのは、ドラマ「ボバ・フェット」内でディンがレストアした、リアルサイズのN-1スターファイター。ディンが座る操縦席の後ろには、アニマトロニクスのグローグーが専用コックピットに収められ、あどけない表情で手を振るキュートな仕草で、ファンを楽しませていた。

 さらに、周囲のセットまで再現されたスターファイターを囲むように、「ボバ・フェット」に登場したジャバの宮殿や、生きているかのように動くバンサが設置されたタスケン・レイダーのキャンプなど、劇中のセットや小道具を、主要キャラクターの衣装と共に展示。単独ドラマの配信が控えるアソーカ・タノや、賞金稼ぎのキャド・ベイン、さらに巨大なランコアの頭まで展示され、ファンが記念撮影の列を作っていた。

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 「マンダロリアン」では、実際のセットやミニチュアを使用するスタイルも重視されており、宇宙船をはじめ、劇中に登場する乗り物や登場キャラクターのほとんどが、CGで描かれるだけでなく、実際に存在することを実感できる貴重な展示となった。

 「マンダロリアン」シーズン3は2023年2月配信予定。また、ディズニープラスでは今月27日から「オビ=ワン・ケノービ」の配信がスタート。今後も「アソーカ」、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の前日譚ドラマ「キャシアン・アンドー」、『スパイダーマン』シリーズのジョン・ワッツ監督が手掛ける「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー(原題) / Star Wars: Skeleton Crew」などが配信予定。(編集部・入倉功一)

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